2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018B11)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H133 感染症・エイズ対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2
保健センターの外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

アプラフエ保健センター

3)任地( クッフォ県アプラフエ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベナン国西部のクッフォ県アプラフエ市(人口約170,000人)に位置する市レベルの一次医療機関であり、7の区保健センターを管轄している。産科(分娩施設有)、診察科、検査室、入院棟(産前・産後用)及び薬局を有し、医師、助産師、看護師、技師や看護助手など計25名のスタッフが在籍しており、月間来訪者数は約500名。村の保健ボランティアとの連携により地域での予防啓発(予防接種、マラリア、家族計画等)にも取り組んでいる。外国の援助はなし。

【要請概要】

1)要請理由・背景

疾病や感染症予防に必要となる基礎的な保健知識が住民に行き届いていないこともあり、村の保健ボランティアと連携して地域住民に対して啓発活動を行っているが、効果的な実施までには至っていない。また、地域には薬草等を用いた伝統的医療が未だ根付いており、近代医療に頼らず医療機関を受診しない住民も少なくない。ボランティアには、このような背景を理解しつつ重篤化する前の医療機関受診の促しとマラリア等の感染症の予防啓発に協力することが期待されている。前任となるコミュニティ開発JVは、保健センターの利用促進を目的に予防接種のスケジュール管理、体重測定及び栄養指導実施の支援、そして地域におけるマラリアの予防啓発と栄養改善の活動を行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先となる保健センター及び自転車か徒歩で訪問可能なコミュニティにて、以下のような活動を行う。
1. 地域の伝統的医療を理解し、住民の生活様式や健康状態を把握する。
2. 基礎衛生や感染症予防に対する有効な啓発方法を模索する。
3. 予防接種や乳幼児健診で来訪する母親や地域住民に対する感染症(マラリアやHIV)の予防啓発を行う。
4. 保健センターの業務改善(カルテや予防接種記録の適切な管理等)のための情報提供と支援を行う。
※ 活動は、主に配属先の看護助手または各村の保健ボランティアと協議しながら進めることになる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長(医師): 男性、50代
看護師長: 男性、30代
看護助手: 男性、30代
各村の保健ボランティア

活動対象者: 来院患者(主に母親)、地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・衛生啓発活動に関わる知識又は経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動上の交通手段は自転車のみに限られるため、その範囲で活動を行う。フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習する。