2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56317A01)
募集終了

国名
ブルキナファソ
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

ブグリバ県局

3)任地( 南西地方ブグリバ県ディエブグ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同県は、国内でも水資源が豊富な地域で農業のポテンシャルが高く、雨季の氾濫原での稲栽培が行われている。同配属先は県内の5市及び周辺村落を管轄し、農業用地整備や浸食防止等に関連する事業、農業技術普及員による技術指導支援等を担っている。また県内には、配属先と同じく地方局の管轄下の組織で、青少年を対象に農業・家畜飼育・家政の知識・技術習得の場を提供しているバプラ農村開発センター(以下センター)も設置されている。これまでセンターへの稲作栽培JV派遣が3代に渡って行われてきたが、今回は県局を配属先とした。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同地域は、水資源が豊富で農業のポテンシャルは高い地域ではあるものの、農業従事者の栽培技術や農業経営に関する知識は低く、そのポテンンシャルの高さを活かせずにいる。農業従事者の組織化が進んでいないこともあり、農家は自己流のやり方以外の栽培方法を知らないことも多い。一方上記センターには新品種や新技術が導入されているが、センターと地域の交流は少なく、地域の農業従事者がそれらの情報に触れる機会は少ない。また、センターの研修生も知識を得る機会はあるものの、周辺農家が限られた資源の中で行っている実践的な工夫を学ぶ機会は少ない。これまでJVはセンター内の研修生に対し支援を行ってきたが、今後はセンター内での活動に留まらず、農業技術普及員やセンターの講師と協力し、地域の農業従事者の栽培技術向上を支援しつつ、地域とセンターの交流を広げ、地域の農業を活性化することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の農業技術普及員やセンターの農業担当講師と共に、農業従事者やセンターの研修生の栽培技術向上を目指し、以下の活動を行う。
1.農業従事者に対して、展示圃場での栽培、巡回指導、講習会等を通じて、基本的かつ重要な技術や知識(輪作・農薬の適正使用など)を広める。
2.センターの研修生と地域の農業従事者との交流を活性化するためのイベントや講習会を提案する。
余力の範囲内で、稲作栽培時期以外に、地域の農業従事者が行う野菜栽培を支援することも期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、農業従事者所有の農機具・設備(柄の短い鍬、じょうろ、フォーク、手汲み式の浅井戸、点滴灌漑施設、ペダル式ポンプ、モーターポンプ)

4)配属先同僚及び活動対象者

【県局】県局長: 男性40代
県局本部職員: 男性7名、30-50代
農業技術普及員: 男女11名、20-40代
【センター】センター長(上級農業技官):男性50代
農業技術普及員(講師):男女4名30-50代
生徒(小学校卒):男女約30名 14-25歳

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学 備考:農民への巡回指導や講習会を実施

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・稲作栽培に関する知識と経験

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(なし)

【特記事項】

インターネット・電気のインフラサービスは一応あるが、完全ではない。
住居は、同任地JVと同居の可能性もある。