要請番号(JL56317B05)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国土行政・分権化省
2)配属機関名(日本語)
クドゥグ女性センター
NGO
3)任地( ブルキエンデ県クドゥグ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である女性センターは、女性の自立や再教育、社会進出支援を目的としたキリスト教系NGOの家政学校として2008年に開校した。服飾・刺繍・手工芸・料理等の実技教科を中心に、フランス語・簿記・PC操作等の一般教養科目の授業も行われている。基本3年制であるが、卒業後の4年生特別クラスがあり、生徒はインターンとして市内の仕立て屋等で修業を積みながら、余った時間を同センターでの実習に充て、技術力を高めている。生徒数は女性のみ約100名、年間予算は約120万円。系列の女性センターは全国に7か所ある。同市には、体育JV(市役所)と環境教育JV(環境省地方事務所)の派遣が2017年9月に計画されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、女性の社会進出や収入創出が重要な課題となっている。配属先である女性センターの学校運営は比較的安定しているものの、教員の技術や施設の設備等の体制は不十分である。同センターでは、卒業後の生徒の自立や所得向上、社会進出を実現すべく、センター長を中心に授業の質の向上を図っている。JV(青年海外協力隊)派遣により新しい視点やアイディアを積極的に取り入れ、例えば生徒が制作したものを実際に販売することで、ものづくりに消費者目線や収益性等のビジネス感覚を取り入れる等、カリキュラムをより実践的に改善していくことが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として卒業後の生徒の自立や所得向上、社会進出の支援を目指し、教員や生徒と共に、以下の活動を行う。
1.授業やインターン受入先を訪問して女性センターのカリキュラムや卒業後の生徒の実態を調査し、課題を把握する。
2.服飾・刺繍・手工芸・料理のいずれかについて、授業の改善につながる提案や助言を行う。
3.教員の能力向上のため、共同で授業をしたり、新しい技術やアイディアを伝え、共有する。
4.所得向上や卒業後の生徒の社会進出を視野に入れた新しい商品・デザイン・メニュー等を授業で紹介する。
5.その他、できる範囲で同僚と共に初心者へのコンピュータの操作方法を教えたり、衛生啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン30台、調理器具一式、裁縫道具、パソコン12台
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長:女性、40歳代
教員6名:男女、30-50歳代
その他職員:男女
学生:12-20歳の女性約100名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性を対象とした活動であるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応存在するが、完全ではない。自転車の利用は可能性として有り。
寝室は個室が用意されるが、台所や食堂は共有となり、シスターたちとの共同生活となる予定。