要請番号(JL56318B01)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・識字省
2)配属機関名(日本語)
カディオゴ県事務所
3)任地( カディオゴ県サアバ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカディオゴ県内にある25か所の基礎教育学区事務所を管轄し、それぞれの同事務所が小学校/幼稚園に対して進捗状況の管理や指導方法に関する監督を行っている。サアバ基礎教育学区には2つの公立幼稚園と複数の私立幼稚園があり、幼児教育の青年海外協力隊員(JV)が2019年9月まで活動予定。カディオゴ県事務所管轄内で10名以上の幼児教育JVが活動していた。その他、幼児教育に関するJICAの本邦研修に2006年から現在まで累計20名以上が参加している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の幼児教育は小学校入学の準備期間という認識の下、仏語学習を重視した教育に偏っている。また、主要都市の幼稚園では園児数が過剰であり、教材不足や教員の経験不足などもあって、子供中心の教育が実施されていない。省や配属先は、これらの問題を認識しているが、現場レベルでは問題意識が低く、実践方法も明瞭に提示されていない。これまでの幼児教育JVは、同課題を解消すべく、配属先が管轄する視学官や園長らの協力のもとに、県内の異なる地区の幼稚園において、遊びを通した子供の能動的な学びを実現するために、具体的な教育技法や教材の導入・定着を図った。また、JICA本邦研修に参加した教師たちが中心になり、研修等を実施しており、その支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として幼児教員等と共に働きながら、以下の活動を行う。
1.幼稚園で園長や教員らと共に働きながら、教育の実態を把握する。
2.子供が楽しみながら学べる教材や活動を提案する(例えば視覚教材やゲーム)。
3.子供が生活したり学んだりしやすい環境改善提案等の助言を行う(例えば衛生改善やコーナー遊びの充実化)。
4.JICA本邦研修の帰国研修員の協力を得ながら、子供の発達段階に応じた保育や遊びを通した子供の能動的な学びの重要性が教員によって意識され、そのための具体的な活動が実践されるように、効果的な支援や活動を共に考える。
5.夏休み期間中に衛生教育、遊びを通しての学び、運動等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼稚園により種類や量は異なるが、室外遊具(ブランコ、ジャングルジム等)、製作道具(色鉛筆、絵具、はさみ)、絵本、積木、現地の楽器など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先:県事務所長(男性・50代)、幼児教育視学官(女性40代)
公立幼稚園及び私立幼稚園:各園に園長1名、幼児教員5~10名、年少・中・長園児3~6クラス(1クラス20~70名)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた支援や提言が必要
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
電気・水道・インターネット等のインフラサービスは一応存在するが完全ではない。自転車の利用は可能性として有り。住居は、同任地JVと同居やホームスティの可能性もある。