要請番号(JL56318B03)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・識字省
2)配属機関名(日本語)
サポネ第1基礎教育区事務所
3)任地( バゼガ県サポネ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はサポネ市にある2つの基礎教育区の1つで、主に中心部の小学校28校を管轄している。主な業務は、教員の授業進捗状況の管理や指導方法に関する監督である。JICAでは2008年より理数科現職教員研修改善プロジェクト(SMASE)を約6年間実施し、配属先の視学官を始め多くの関係者が関連研修を受けている。小学校教育の青年海外協力隊員(JV)が2020年1月まで活動予定。同市ではコミュニティ開発JV(NGO)と看護師JV(保健局)が2019年9月まで活動する予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、一般に一方的な詰め込み型の指導方法に偏り、児童自身の考える力や学習意欲を引き出す授業がなされていない。教育省本省や基礎教育区はこの問題を認識し、「児童中心の教育」を推進しているが、そのアプローチ方法について現場レベルではまだ理解度が低く、実践方法も明瞭に提示できていない。このような課題に対応すべく、これまで複数の小学校教育JV等が、配属先の教員等と共に教員間の勉強会や授業研究を実施して「児童中心の教育」の質の向上と定着を図り、一定の評価を受けてきた。前任者が配属先でこれらの活動を始め、その活動を継続するために今回の要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
児童自身の考える力や学習意欲を引き出す「児童中心の教育」の実践を目指し、配属先関係者、小学校校長、教員等と共に、以下の活動を行う。
1.小学校の教育現場を巡回して授業の実態を調査し、特に教員の「児童中心の教育」の理解度や課題を把握する。
2.算数・理科の教科に関して「児童中心の教育」の実践をモニタリングし、教員が正しく理解し活用するための研修や勉強会を提案する。
3.算数・理科の教材開発や指導方法改善のための知識を伝え、共有する。
4.前任者が始めた野球指導についても継続を期待されているため、余力があれば放課後等に普及を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
視学官:男性・40代
教育顧問:男性・40代・2名
小学校校長:40-50代
先生:20-50代
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(なし)
【特記事項】
インターネット・電気などのインフラサービスは一応存在するが、完全ではない。水は近くにある井戸を使用。自転車の利用は可能性として有り。住居は、同任地JVと同居もしくはホームスティの可能性もある。