2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56318B04)
募集終了

国名
ブルキナファソ
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国土行政・分権化・国内治安省

2)配属機関名(日本語)

クドゥグ市役所

3)任地( ブルキエンデ県クドゥグ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

クドゥグ市は当国第3の都市で、配属先は同市の社会・経済・文化事業の運営・管理・監督を担っており、約9万人の市民に対し公共サービスを提供している。当国では地方分権化の流れの中、教育・保健・農業分野の開発計画、給水施設やスポーツ・文化関連施設の管理責任等の市役所への移管が進んでいるが、現実には人材・資金不足により関連の公共サービスを十分に提供できていない。同市はヨーロッパの数都市と姉妹都市提携を結び、援助を受けている。JICAは同市役所に対しこれまで4名のJV(行政サービス、コンピュータ技術、青少年活動、体育)を派遣。現在派遣中の体育JVは、2019年9月まで活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同市は市民が参加するスポーツ活動や地元アーティストの演劇やダンス、音楽等の文化活動が盛んな都市であり、関連イベント用のスタジアムも2か所ある。青少年育成に寄与する活動を実施している機関としては、ノンフォーマル教育を行うNGO等や、サッカー、野球、バレーボール、陸上、テニス等のクラブが存在するが、それらを指導・監督する立場にある配属先には、同分野の発展に必要な知見や経験を持つ人材が不足しており、青少年育成を目的としたスポーツ・文化活動の充実化・活性化を実現するには至っていない。青少年の身体を鍛えると同時に、他者や規律を尊重し自律の精神を養う団体スポーツである野球の指導をメインに現在活動を進めている体育JVの影響もあり、配属先には新たに市役所の野球チームを起ち上げる構想もある。後任JVに対しては、同様の活動を引き継ぎつつ、青少年のスポーツ・文化イベントの機会拡大への貢献が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市役所のスポーツ・文化事業担当者、同市に所在するスポーツ・余暇省県事務所のスポーツ指導者、学校・スポーツクラブ・NGO関係者等と協働し、特に青少年を対象として、以下の活動を行う。
1.学校や市内の野球クラブ、他のスポーツクラブにおいて、選手に技術指導しながら、練習メニューの充実化や指導方法の改善に取り組みつつ、長期的視野に立って指導者の育成も図る。
2.野球や他のスポーツについて、普及状況や実施環境に関する課題を把握し、その解決のための方法を共に考える。
3.小・中・高等学校の体育授業や課外活動の状況を調査し、野球や他のスポーツを取り入れていくための助言をする。
4.市や教育省等が企画・実施するイベントを活用する等して、スポーツ・文化活動の機会拡大に資する活動を試みる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先にあるコピー機、パソコン、野球用品(グローブ、バット、軟式ボール、硬式ボール)

4)配属先同僚及び活動対象者

市役所助役:男性、40代 配属先責任者:男性、40代
配属先社会促進・スポーツ・教育・文化局長: 男性、40代
同局スポーツ課職員:男性2名、30代※スポーツ・余暇省県事務所から出向。それぞれ陸上、テニスの指導員
スポーツ・余暇省県事務所スポーツ指導者12名(サッカー、柔道、陸上、バレーボール等)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・野球の競技経験もしくは指導経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応存在するが、完全ではない。自転車の利用は可能性としてはあり。住居は、同任地JVと同居、又はホームスティの可能性もある。