2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56318B05)
募集終了

国名
ブルキナファソ
職種コード 職種
G126 サッカー
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

スポーツ・余暇省

2)配属機関名(日本語)

サッカー連盟

3)任地( カディオゴ県コムシルガ市 ) JICA事務所の所在地( ワガドゥグ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国では、サッカーは最もポピュラーなスポーツであり、1960年に創設されたサッカー協会は、国内のサッカークラブ(加盟クラブ数119)の管理、国外機関との連携、競技レベル向上、大会開催、選抜チーム形成などの業務を行っている。スポーツ省や国際サッカー連盟の資金支援のほか、スポンサーや試合の放映権などからの収入もあり、潤沢な予算を持ち、組織整備が進んでいる。同協会は現在、女子サッカー全体の競技・指導レベル向上や普及強化に注力しており、初代JV(2019年9月まで活動予定)と共に草の根レベルでの活動とナショナルチーム(Aチーム、ユース)の強化、指導者育成を含む競技環境整備等を同時に進めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、一般的にスポーツ活動の機会が非常に少ない子供たちでも、希少なボールに群がるようにしてサッカーを楽しむ光景がよく見られるが、そこに女子の姿はほとんど無い。配属先に加盟している女子サッカークラブ数は全国で24(首都で7)に留まっており、指導者は資格保有者が極めて少なく、指導経験も乏しい状況である。サッカーに実際に興味を持っている女子は多いにも関わらず、クラブに所属したり競技を続けることに家族等周囲の理解が得られない面もある。女子サッカーが世界トップレベルである日本から来るJVが、草の根的に地元の女子の指導にあたることで競技人気や周囲の理解度を高め、女子でもサッカーを楽しめる環境を作っていくことが求められている。また、女子サッカー全体の競技・指導レベルの強化や普及への貢献として、ナショナルチームや選抜ユースチームへの技術指導や指導者へのアドバイスも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先メンバーや学校・クラブ関係者と協働し、以下の活動を行う。
1.市内や近郊の学校やクラブ、街中等のサッカー現場を調査し、女子サッカーの普及状況や現場の課題を把握する。
2.市内や近郊の学校やクラブにおいて、女子サッカーチームの技術指導を行い、練習や試合の運営支援を行う。
3.配属先に対し、女子サッカー全体の技術向上や普及強化のための提案や助言を行う。
4.女子サッカーの将来を担う女子児童の参加を促進するための啓発活動やイベントを共に考え、実施する。
5.可能な範囲で女子ナショナルチーム(Aチーム、ユース)の強化練習の技術指導や、指導者への助言等の支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各クラブチームや学校が所有するボール、ゼッケン等の試合・トレーニング用品、陸上競技場(主にナショナルチーム用の人工芝・天然芝のスタジアム及び付属練習場)、小学校の校庭(クレー)、街中の空き地(草地)

4)配属先同僚及び活動対象者

連盟長:男性、50代、インストラクター資格
連盟技術部長:男性、40代、インストラクター資格
連盟技術指導者・女子チーム指導員:男女、20~40代、資格未保有者混在
公立小学校校長、教員:男女、30~40代
女子ナショナルチーム選手:18~30代、約20名
女子小学生チームメンバー:約30名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導や提言が必要

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~45 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応存在するが、完全ではない。自転車の利用は可能性としてはあり。住居は、同任地JVと同居、又はホームスティの可能性もある。