要請番号(JL60317B06)
募集終了
3代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディキル保健センター
3)任地( ディキル市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ディキル州の8か所のヘルスポストを管轄するリファラル病院である。一般診療、救急診療、妊婦健診・分娩、栄養不良児のスクリーニング・モニタリング・ケア、地域の公衆衛生活動・啓発活動を行っている。入院病棟は一般入院ベッド37床、結核患者用ベッド29床、小児科病棟16床。これまでコミュニティ開発、保健師、看護師のJICAボランティアが派遣され、2017年1月から保健師の青年海外協力隊(JV)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ディキル州はジブチ国内で最も面積の大きい州であり、医療分野において都市部と村落部の格差拡大という課題を抱えている。栄養不良及び下痢・呼吸器感染症など予防可能な疾病が多く、基礎的な保健知識が浸透しているとは言い難いのが現状である。また、高血圧や糖尿病、心臓病などの慢性疾患に罹患している患者も多く、生活習慣病予防教育や啓発活動が必要と考えられる。これまでJICAボランティアは栄養不良及び衛生意識の改善・強化のため、母子及び児童・生徒を中心として地域住民への啓発活動を行うとともに、村落部への巡回診療による啓発活動も行っている。栄養改善を目指して看護師JV(青年海外協力隊)が導入したセンター敷地内の菜園の運営が継続しており、運営体制を強化するための支援も求められていることから、保健の専門知識に加え、関係者の組織化に関心を持つJVの派遣継続が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
センター職員の協力の下、以下のような活動を行う。
1.患者あるいは地域住民の栄養や衛生に関する意識や知識を高め、疾病予防の行動を習慣づけることを目指して、指導や啓発内容の吟味、効果的な実施方法・場所の模索を行い、実施体制の構築を支援する。
2.センター内の栄養改善のため、自家栽培する野菜やモリンガを病院食に取り入れる体制を強化する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
医師常勤:男性2~3名20~30歳代(センター長を含む)
看護師長:男性40歳代、看護師:19名(うち女性1名)20-50歳代
助産師:女性5名、産婆:女性3名(20-50歳代)
臨床検査技師:男性3名、放射線技師:男性2名
活動対象者:来院患者(特に栄養不良母子)、地域住民(特に児童)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ジブチでは6-8月は最高気温45度以上を記録する