2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60319B04)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
G151 PCインストラクター
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

フクザワ中学校

3)任地( ジブチ市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1995年に日本の無償資金協力により建設されたジブチでモデル的存在となる公立中学校である。現在生徒数は約2,500名(2019年5月現在)。4年制で、第6学年16クラス、第7学年12クラス、第8学年9クラス、第9学年15クラス、計52クラスの規模となる(学年は5年制の小学校からの続き番号を用いる。日本の小学校6年生~中学校3年生に相当。)。教室内容は、普通教室27室、実験室6室、図書室1室、情報室3室(内、1室は2020年6月に整備予定。)となる。教員は全教科合わせて71名が勤務し、各クラスの定員数は約50名である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ジブチ教育省は情報教育を推進する方針で、2020年7月にジブチ市の全中学校にPC各50台を設置。それを受けフクザワ中学校でも、2020年6月に情報教室1室を整備し、7月には上記50台のPC他機材を設置する予定である。一方で、その指導に対応可能な教員は未確保であるため、教育省は2020年以降、情報教育に係る教員研修を予定する。現在、同校既存の情報教室2室では、教育教材を生徒に提示する程度の活用に留まるが、環境整備後は、それらを教育的活動において安全かつ有効に活用したいと考えている。現状下、現場の教員の知識と能力の強化が必要との認識で、JICAの隊員による支援が求められている。
なお同校には、これまで4代の理科教育隊員を派遣したが、4代目をもち同分野の支援は終了とし、より現場のニーズに沿った支援として今回の新規要請とする。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先校長への相談、同僚となる教員との協力の下、以下の活動を行う。
1.情報教室3室の現状把握と課題の整理。
2.生徒が安全かつ有効にインターネットを活用するための条件整備、(フリーのアンチウイルスソフトの導入や、生徒がPCやインターネットを活用する際のルールの設定など)
3.教員への情報教育に係る基本的な知識とテクニック(Word・Ecxelの活用・軽微な問題発生時の対応法など)の伝授(教員研修の実施や授業実施時の支援など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・laptop-PC(HP250G,Windows7,Offcie2010,50台・新規50台)・SMART Board(Benq2台・新規2台)・プロジェクター1台・LANによるネット接続

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長(男性40代1名)・副校長(50代男性1名)・教員全71名(仏語13名・英語10名・アラビア語11名・数学10名・歴史/地理7名・生物地学6名・物理化学4名・体育10名)

活動対象者:教員72名(うちC/ Pを任命依頼)・生徒2,500名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:ケース対応が必要となるため

[参考情報]:

 ・情報環境整備の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・電気・水公社レベルの停電も発生するが(月1~2回短時間)、政府提供住宅も含め、一般住居の水道設備の老朽化が原因で、給水に不具合が生じることが多い(月に1~2回)。
・ジブチでは、6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府提供住居等の確保状況により、同性間で同居の可能性あり。