2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60319B11)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

ディキル州教育局

3)任地( ディキル市 ) JICA事務所の所在地( ジブチ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 35.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

州内の小・中・高の学校を管轄しており、研修室や図書室の設備がある。局所属の指導主事は定期的に各学校を巡回指導したり、教授法等の講習を実施したりする役割を持っている。日本の無償資金協力により、市内の小学校2校が建設され、そのうちディキル第4小学校に小学校教育隊員が配属された実績がある。2014~16年に日本で実施された当国対象の「理数科教員養成」国別研修後、当国に派遣された同研修実施機関である鳴門教育大学職員やJICAの理数科教育アドバイザーの業務の一環として、首都にある教員養成校や各州の教育局において算数教育に係る研修等が実施された。小学校教育隊員は2018年9月に活動を開始した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の小学校では教材が十分に整っておらず、教員自身も教材を使った授業をほとんど受けてきていない。従って、授業は一方的な言葉での説明に留まりがちで、児童の興味を引き出すような工夫がなされていない。特に、公用語である仏語に馴染んでいない低学年の児童に対してや、概念や事象の理解が重要な理数科教育においては、教材の活用が理解度向上に効果的であるという考えは浸透しつつある。小学校教育隊員は、市内の全4校の小学校を巡回しながら、自作の実験教材を使って理科の実験授業の実施促進を図った。上述の通りJICAの技術協力として算数教育に関する研修が実施されたことを受け、小学校教育隊員には、同研修の成果が現場で発現されるようなフォローをしつつ、算数を中心に授業の質の向上を目指した支援活動を展開することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

算数を主体に理数科の授業の質の向上を目的として、配属先の視学官や教育技官、活動先小学校の校長や教員らとの協働で以下のような支援活動を実施する。
1.上述の研修で導入された授業法や教材を参考にしたり、身近にある物で作った教材を活用したりして、児童の主体的な学習態度を引き出すような授業を実践・定着させる。
2.研修や勉強会などを通して、上記のような授業の普及を図る。
3.教員養成校配属の小学校教育隊員と連携し、活動の効果向上を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機・プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先関係者:視学官(局長 40歳代男性)・指導主事(40~50歳代男性5名)
活動先関係者:市内の小学校の校長・教員

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・政府住宅を含めた住居の電気・水道設備の老朽化による不具合の発生(月1~2回)。
・6~8月は最高気温45度以上を記録することがある。
・政府居等の確保状況により同性間で同居の可能性あり。