2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60917A01)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
H108 臨床検査技師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

公共保健・国民省

2)配属機関名(日本語)

国立輸血センター

3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

公共保健・国民省下に置かれる国内の輸血に関わる業務(献血推進・血液製剤の製造・保管・配布など)を一括して管轄・運営する国立の医療機関である。主な業務は、市民への献血促進に関わる活動、採血後の血液生化学検査の実施、血液製剤の製造と保管、それらの国内の保健・医療施設への配布などを行う。同センターの年間予算は1億5千万円(2015年、2016年以降減額の傾向あり)。管理職5名と職員30名で以上のような業務を管理・運営している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガボン国内の保健・医療機関で必要となる輸血に係る一連の業務を行う唯一の国立センターであるが、1982年の設立以来、同センターで行われる業務全体の質と安全を保つための部署が設置されていない。現状下、血液製剤の製造や保管、それを扱う上での意識の改善と技術の質の向上が切に望まれている。長年勤務する同センターの職員による日常業務の中ではその改善が難しい状況にあるため、血液を扱う日本の医療現場での経験を持つボランティアの受け入れにより、新たな視点や働きかけを現場に取り入れながら改善を試みたいと、同センター管理職(副センター長)がボランティアを要請するに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同センターの業務とサービス改善(特に質と安全の管理)において、副センター長のサポート役として以下の業務を行う。
1. 同センターの各部署(医療部・血液細分化/保管/管理部・免疫血液学部・ウイルス学部・輸血後経過観察部・献血推進部・薬剤等保管庫など)の業務状況を把握し、改善のポイントを整理する。
2. 上記各部署において、質と安全確保のために必要な改善点を関係者に説明し、それが現場に馴染み、継続的に行われるよう、同僚に働きかけ、サポートする。
3. (同センターでの活動の進捗に応じ)地方の医療機関においても、正しい知識や技術を共有し、輸血の質と安全のレベル向上をめざした働きかけを試みる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机(1)・椅子(1)・資料整理棚(1)・PC/プリンタ(各1※同僚と共有)・業務用携帯電話(1)
※業務の質と安全確保のため必要な機材は、ボランティアとの相談後、購入予定とのこと。

4)配属先同僚及び活動対象者

■管理職5名(40-50代):医療診察室長・血清検査長・免疫血液病学検査長・輸血後経過観察長・血液製剤保管配布長
■職員30名(20-50代):医師(2名)・生物学者(1名)・生物医学検査技師(13名、内1名がCP)・検査技師補佐(5名)・看護師(6名)・準看(2名)・統計補佐(1名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(臨床検査技師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:配属先の希望

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は同性ボランティアと同居となる可能性があります。(JVのみ)