2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60920A17)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
H108 臨床検査技師
年齢制限
20~53歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・社会保障・国民連帯省

2)配属機関名(日本語)

国立輸血センター

3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健・社会保障・国民連帯省が管轄する国内の輸血に関わる業務(輸血推進・輸血製剤の製造・保管・配布など)を一括して管轄・運営する国立の医療機関である。主な業務は、首都の医療機関で必要な血液製剤の製造・管理及びそれら製剤の国内医療機関への配布、採血後の血液生物学検査の実施、献血促進に関わる活動である。同センターの年間予算は1億円~1億2千万円(2016年以降減額の傾向にあり)。センターに所属する全職員は97名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターにおける医療従事者の知識・技術力などは一定水準にあるものの、血液製剤安全性の確保や更なる検査の信頼性向上が望まれている。特に、同センターの臨床検査技師の技術向上は、同国における輸血医療全体の質の向上を高める上で極めて重要である。現在活動中の初代ボランティアは、同センター内の各部署の現状を把握・課題の洗い出しを行い、改善点をカウンターパートと整理したうえで、検査技師の技術・知識向上の為の助言や検査作業効率向上を目指した検査マニュアルの改訂支援、血液製剤の質の改善のための助言を行っている。また、慢性的な血液製剤不足の解消を図るため、献血者増加の為のプロモーション活動の充実を行っている。同センターにおける検査技師の更なる技術レベルの向上、ひいては同国における輸血医療の安全性向上の為に、継続した隊員派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚などと共に、主に以下の活動を行う。
1.検査効率や作業効率向上の為の助言や知識の共有
2.血液製剤の質の改善のための助言
3.センター内における機材管理(検査機器や試薬など)の為の助言や提案
4.献血者増加を図るための活動支援
5.検査技師の知識醸成のための助言や日本での技術の紹介

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、いす、整理棚、大型冷却遠心機、検体用遠心機、感染症検査用分析装置(cobas 6000、Vidas、EVOLIS )、血液保管専用冷蔵庫、血液保管専用冷凍庫

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:【管理職】センター長(1名、40代、男性)、医療診察室長、感染症検査室長、免疫血液学検査室長(各1名ずつ、女性)、輸血後経過観察室室長(カウンターパート)、血液製剤保管配布室長、品質管理室長(各1名ずつ、男性)【職員】90名(20~50代)
活動対象者:同センター職員、献血者など

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(臨床検査技師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識・技術が求められる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:輸血検査の経験があると尚良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】