要請番号(JL61816B13)
募集終了
2代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務・地方分権化省
2)配属機関名(日本語)
サカイ市役所
3)任地( ブングラバ県チルヌマンディディ郡サカイ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 35.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サカイ市は人口約5万人を抱える地方自治体で、配属先は農業、地域開発、教育、保健など各分野の開発推進及び行政サービスを行っている。配属先の年間予算は約100万円。活動内容は違うものの、JVの派遣実績は5名ある。2009年より、JICA技術協力プロジェクト「中央高地コメ生産性向上プロジェクト(PAPRIZ)」が開始し、2015年12月からは第2フェーズが実施されており、同配属先には「PAPRIZ」に関連する活動を行うJVも活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県においては、2007年にJICA筑波で開催された「生活改善アプローチによるコミュニティ開発」研修に参加したマダガスカル人のイニシアチブから、「KAIZEN」プロジェクトが立ち上がり、引き続き生活の改善に資する、栄養改善、改良かまど作り、家計研修など様々な活動が実施されている。現在、市内には関連グループ(主に女性)が15あり、400名程度が環境・栄養・家計・工芸・農業・加工などの活動に携わっている。現在、主に改良かまどの普及や栄養改善を実施しているJVがおり、引き続きこれらの活動の普及・定着及び拡大を目指し、後任ボランティアの要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者、地域開発普及員(CDR)、各改善グループの関係者、関係農民・JVらと協力して、以下の業務を行う。
1.生活改善に資する各種活動(主に改良かまどづくり、改良燃料づくり、植林、井戸やトイレの設置、栄養改善、家計研修など)の更なる普及・定着を目指して、その実施を支援する。
2.勉強会を開催し、グループの強化や関係者間や農民の情報共有などを促進する。
3.配属先が実施する各種農村開発の事業やイベントなどを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、その他各種改善活動に使用する機材・器具等。その他JICAが作成した生活改善普及教材(ガイドブック、パンフレット、DVDなど)一式。
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先市役所市長:男性、1名
・同僚:市長補佐、男性、60代、3名
・総務補佐3名
・その他、地域開発普及員(CDR)、改善実施グループ関係農民らなど(主に女性グループに属す女性20代~60代)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象者が主に女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(社会経験)2年以上 備考:幅広い活動が求められるため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。公共交通機関を利用して巡回しながら活動を行う。同県の農業・畜産局や同配属先派遣予定のJVらとの活動の連携が期待されている。