2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61816B16)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

マダガスカル柔道連盟

3)任地( アナラマンガ県アンタナナリボレニボイチャ郡アンタナナリボ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はマダガスカルの柔道の普及と発展のために1984年に設立され、現在では青年・スポーツ省、国際オリンピック委員会、国際柔道連盟から認可されている連盟である。全国22県のうち15県に支部があり、20のクラブ(うち首都アンタナナリボ11クラブ)が所属している。国内選手権大会を毎年3回(3月、7月、12月)開催しており、その他にも地方大会等が実施されている。国内競技人口は、約900名(男性約6割、女性約4割)。選手権開催の際は、政府からの補助金や民間企業のスポンサーが付く。配属先年間予算は、約800万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マダガスカルの柔道の歴史は古く、1949年にまで遡る。マダガスカル代表選手は、2011年アフリカ柔道選手権男子81kg以下級で準優勝、2011年世界ジュニア選手権女子63kg以下級5位の成績を残している。現連盟会長は2010年に就任し柔道の礼節を重んじる精神や、柔道による精神鍛錬を重視しており、競技者レベルを上げることも重要だが、青少年が楽しみながら柔道を練習する場を作りたいと考え、様々な改革を行っている。そこで、2015年10月より、1名のJVが柔道指導者の意識改革、指導方法の見直しを実施すべく、柔道指導を行っているが、まだまだ柔道や連盟の発展においては技術、運営面においては多くの課題がある。そこで、これらの柔道連盟がかかえている問題解決に寄与できるJVが要望された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

柔道連盟関係者と協力しながら、以下の活動を行う。

1.指導者への指導法のアドバイス (技術面だけではなく、精神鍛錬を含む)。
2.市内のクラブにおいて、柔道を学ぶ5~15才の青少年および初心者の大人への基本技や柔道の精神指導
(アンタナナリボの各クラブは、基本的に週2回、レベル別に3クラスあり、各2時間練習している)。
3.柔道連盟のより良い運営のため、アンケートや意識調査を実施し、それらを踏まえた改善策の提案。
※.柔道連盟の指示により、地方への巡回指導をすることもある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場(約9m×9mの練習場2面)。連盟は専用の柔道場を持っておらず、市の競技場の一室を借りている。(畳は連盟所有)

4)配属先同僚及び活動対象者

柔道連盟長 男性 40代、黒帯
連盟メンバー(指導責任者) 男性 50代、柔道4段 指導経験約30年
ナショナルチーム指導者3名 男性 40代、 3段、指導経験約10年
柔道家 男性・女性(4~35歳)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:指導者が男性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:経験が必要

[参考情報]:

 ・指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。クラブへの巡回は、徒歩やタクシーなどの公共交通機関を利用して巡回する。