要請番号(JL61817A01)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アンチラベⅡ郡保健局
3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンチラベ郡アンジャヌマネラチャ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アンチラベ郡ではⅠ・Ⅱの2つの保健局が医療行政サービスを行っており、アンチラベⅡ郡保健局(SDSP)はアンチラベ市郊外にある20の基礎保健センター(CSB)を管轄している。同センターには医師や看護師、助産師等が配置されている。活動の中心となるアンジャヌマネラチャ基礎保健センターは14地区を管轄しており、一般診療、妊婦健診、家族計画等の各種啓発活動や保健ボランティア(地域住民から選出)への研修などを行っている。各地区、2名の保健ボランティアが、保健サービスを提供している。現在、コミュニティ開発JV1名が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任国の保健医療サービスは、基礎保健センターにおいて、主に一般診療、母子保健、新生児の予防接種等を行い、同センターの指導の下、地区レベルに配置された保健ボランティアが保健サービスを行いながら、地域住民の健康や母子保健の改善に取り組んでいる。
現在、1名のコミュニティ開発のJVがアンジャヌマネラチャ基礎保健センター内や村落部で、手洗い、HIV感染予防啓発活動等を行ったり、地域のイベント等を通じて、地域住民に対して保健衛生にかかる予防啓発活動を効果的に行い、地域医療活動の質を向上に取り組んでいる。このような、隊員の取り組みが配属先から評価されていることと、引き続き地域住民への予防啓発をのために取り組むべき課題は多く、JVの継続したサポートが必要であるため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先責任者、基礎保健センター関係者、保健ボランティアと協力しながら、以下の活動を行う。
1.保健ボランティアとともに担当地域を巡回し、住民の健康/病気に関する調査を行う。そのうえで、各村の地域住民に対して保健衛生に関する啓発(手洗い指導、栄養指導、HIV感染予防、家族計画、ワクチン接種推奨など)や、基礎保健センターの利用を促進する活動を行う。
2.基礎保健センターを訪れた患者や妊婦への保健衛生啓発活動。
3.各種医療サービスの改善(5S導入等)。
4.近隣の学校で、感染症や疾病予防啓発(性教育、手洗い指導、エイズ教育、家族計画、早期妊娠予防など)の実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保健衛生啓発用教材(マダガスカル語)
4)配属先同僚及び活動対象者
郡保健局長(医師) 男性1名(40代)
保健センター:医師男性1人(50代)、助産師女性1人(30代)
地域保健ボランティア約30名 20-50代
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:妊婦への啓発が含まれるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・ワークショップや啓発活動の経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(1~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動において、身体侵襲行為は一切行わない。任国ではマダガスカル語を主に使用する。