【配属機関概要】

3）任地（ ブエニ県マジュンガ郡マジュンガ市 ） JICA事務所の所在地（ アンタナナリボ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 12.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マジュンガ郡は地域をⅠとⅡの二つの保健行政区に分け、二つの各郡保健局が管轄する地域の医療サービスの監督を担っている。マジュンガⅡ郡保健局は20の基礎保健センター(CSB)を管轄しており、内9つのCSBに医師と看護師、11のCSBには看護師や助産師等のスタッフが配置され、一般診療、妊婦健診、家族計画指導、予防接種等を行っている。また管轄する地区内には各2名の地域保健ボランティア(住民から選出)が任命され、地域住民に対して啓発活動や医療サービスの情報提供を行っている。同配属先のスタッフは58名、年間予算は約66万円である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

任国の地域保健に関する公共医療サービスは、郡保健局が管轄するCSBにて、主に一般診療、母子保健、新生児や乳児の予防接種等を行っている他、同診療所の指導の下、地区に配置された地域保健ボランティアが地区内を巡回しながら一次保健サービスを実施している。現在活動しているJV(助産師)は母子保健の質向上に向け、主にCSBにて5Sの手法を導入し、母子保健サービスの質の向上に取り組んでおり、その成果が見えつつある。また配属先は管轄する全CSBを対象に同手法に関する研修を実施し、質の改善運動の拡大を進めている。引き続き、医療環境や地域医療サービスの質の向上運動を加速させるべく、引き続きJVを要請するに至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先やモデル地域の基礎保健診療所スタッフ、地域保健ボランティアと協力しながら、母子保健の医療の質の改善に向けて、以下の活動を行う。
1.妊婦健診、新生児・乳幼児予防接種や定期健診等の医療サービスについての情報が住民に広く行きわたるような情報の発信方法を改善する。
2.CSBにおける5Sの実施状況をモニタリングし、その結果のフィードバックと医療サービスの質の改善につながるような提案を行いながら、医療環境整備やサービスの質の向上に向けた活動の定着を進める。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4）配属先同僚及び活動対象者

保健局長(医師) 女性 40代
副局長(医師) 男性 50代
活動対象CSBスタッフ、地域保健ボランティア

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

身体への侵襲行為は行わない。
巡回地域は隊員と配属先の話し合いで決定する。