2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61817B01)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チルヌマンディディ郡保健局(SDSP)

3)任地( ブングラヴァ県チルヌマンディディ郡チルヌマンディディ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、人口33万人を抱えるチルヌマンディディ郡の保健局で、郡内17市内に位置する基礎保健センター(CSB)を管轄している。敷地内には、ブングラヴァ県立病院がある。各市のCSBにおいては、地域住民らを対象に、一般診療、妊婦健診、予防接種、家族計画相談・推進などの保健医療サービスが提供されている。現在は、同配属先にて青年海外協力隊(JV、看護師)1名が活動中であり、市内や周辺農村部にて、母子保健および栄養改善を中心に活動を進めている。配属先の年間予算は、約200万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の保健医療サービスは、各市のCSBにて、一般診療、母子保健、予防接種などが実施されており、またその指導の下、各地区に配置された保健ボランティアが村落部を巡回しながらサービスを提供している。しかし、予算や人員の不足、住民らの情報不足、保健センターへのアクセスの難しさなどから、これらサービスは住民らに十分に行き届いておらず、母子保健、衛生、健康、栄養状況などにおいて未だ多くの課題が残る。その様な状況下、上記派遣中のJVは、配属先、国家栄養局県局(ORN)、地域の学校らと協力しながら、母子保健、栄養・衛生教育啓発活動等を行っている。今般、引き続きこれら活動を継続・拡大させるために本要請があげられた。なお市内にはコミュニティ開発JVが活動する他、青少年活動JVの要請も上がっており、連携した活動も可能である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者、各市CSBスタッフ、保健ボランティア、ORN、学校関係者、近隣JVらと協力して、以下の業務を行う。
1. 配属先及び管轄するCSB(主にアンバトランピ市CSBⅡ、アンブイペヌ市CSBⅡともに住民約5000人)において、母子保健(妊婦健診受診の促進など)、ワクチン接種、食生活・栄養改善指導、保健衛生(手洗い、安全な水の利用)に係る啓発活動を行う。
2. 小学校など地域の教育機関において、食育、衛生教育啓発活動(手洗い、歯磨き)を行う。
3. その他、同県では生活改善事業として栄養改善指導などが行われており、広く関係者や同県で活動するJV(コミュニティ開発や青少年活動)らと協力しながら、その実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

マダガスカル派遣JVが製作した手洗い啓発ダンスDVD・紙芝居、栄養改善キット、レシピ集(編纂作業中)など、啓発用教材一式。

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先局長:男性、医師、50代
・配属先同僚の医師、助産師、その他職員
・その他、各CSB(主にアンバトランピ市CSBⅡ、アンブイペヌ市CSBⅡ)の医師、助産師、地域保健ボランティア、栄養局ボランティア
・ORN、地域学校の関係者
・活動対象地域の住民や児童

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行に必要なため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

身体への侵襲行為は行わない。活動に必要な言語はマダガスカル語。活動においては徒歩、自転車の他、公共交通機関を利用して広く巡回する予定。その他、同県他職種JVとの協力が期待される。