2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61817B03)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

大統領府付農業・畜産省

2)配属機関名(日本語)

ブングラヴ県農業・畜産局

3)任地( ブングラヴ県チルヌマンディディ郡チルヌマンディディ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ブングラヴ県において農業畜産普及にかかる技術指導や村落開発に資する事業を実施している。また、同局はJICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZⅡ:2015-20)」の実施機関であり、同プロジェクトの流域管理の活動では県環境局とも協力している。また農民の生活向上を目指し、日本の農村開発手法である生活改善アプローチを用いた、農民自身で取り組んでいく生活改善運動の普及に取り組んでいる。年間予算は360万円。同県内には他にも3名の青年海外協力隊(JV)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県においては、2007年にJICA筑波で開催された「生活改善アプローチによるコミュニティ開発」研修に参加した元研修員が中心となって「SEIKATSU KAIZEN」プロジェクトが立ち上がり、現在も配属先のイニシアチブのものと他省庁県局とも協力して、生活の改善に資する、栄養改善、改良かまど作り、家計研修など様々な活動が実施されている。配属先は同アプローチの推進を行い、現在派遣中のJVは現場にてさらにきめ細かい観察や農民のニーズの掘り起こし、事例収集、同アプローチの実践を直接的にサポートしている。今後も引き続き、具体的な生活の質や環境の改善、収入創出と向上につながるようなアイデアの提案や家計研修による家計管理能力の向上など、住民が中心となった活動の普及と拡大に資する活動が期待される。同地域に派遣されている他職種JV(看護師、青少年活動)との連携により、分野横断的な活動が可能である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者、地域開発普及員(CDR)、各改善グループの関係者、関係農民、同県内JVらと協力して、現地の生活の諸相を調査し、以下の業務を行う。
1. 生活改善に資する各種活動(改良かまどづくり、植林、栄養改善、家計研修など)の更なる普及・定着を目指し、勉強会開催などを通じて、リーダーの育成、グループの強化、住民間の情報共有などを促進する。
2. 小学校などの教育機関にて、栄養啓発や学校菜園を実施し、食の質についての知識を向上させる。
3. その他、配属先が実施する各種農村開発の事業を支援する(「PAPRIZⅡ」の技術パッケージの活用など)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種改善活動に使用する機材・器具等。その他JICAが作成した生活改善普及教材(ガイドブック、パンフレット、DVD、レシピ集など)一式。

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長:男性、1名
・同僚:農業サービス課長、女性、50代、
・同僚:農村開発課長、男性、30代
・その他、地域開発普及員(CDR)、改善実施グループ関係農民らなど
・活動対象地域の住民や児童

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・ファシリテーションの経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動に必要な言語はマダガスカル語。活動においては自転車や公共交通機関を利用して巡回する。その他、同県他職種JVとの協力が期待される。