【配属機関概要】

3）任地（ ｱﾅﾗﾏﾝｶﾞ県ｱﾝﾀﾅﾅﾘｳﾞﾚﾆﾌﾞｲﾁｬ郡ｱﾝﾀﾅﾅﾘｳﾞ市 ） JICA事務所の所在地（ アンタナナリヴ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都の国立大学で、文学・人間科学部など7学部が設置されている。文学・人間科学部には11学科があり、約5千名が在籍している。日本語学科では約100名の学生が主専攻科目として学ぶ他、国費留学コースにおいても100名を超える学生が日本語を学ぶ予定である。日本語講師は、マダガスカル人常勤講師1名、非常勤講師2名である。2015年10月から日本語教育長期JV、2017年7月には短期JVが派遣され、同学科と留学生コースの授業実施支援を行った。その他、在マダガスカル日本大使館の草の根文化無償資金協力により、2016年3月に日本語コース専用棟が設置されたり、民間企業による奨学金交付も行われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

2015年に同大学に日本語学科が専攻科として設置され、3年目を迎えた。大学はもとより、学生からも日本語学習に対する期待は益々高まっている。前任の青年海外協力隊(JV)は、現地日本語教授とともに学生に対する日本語指導を行った他、日本文化の紹介や、時間割表や年間授業計画の作成も行った。同学科では学生に対して、より効果的な授業が実施できるよう、日本語教師の育成、シラバスの改善、円滑な授業運営等を課題としている。よって、これらの課題解決や日本語学科のさらなる発展に寄与する日本語教師JVを要請するに至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚教師と協力しながら、1～3年生(1年生2クラス、2年生1クラス、3年生1クラス)の約100名の学生を対象に以下の活動を行う。
① 日本語を主専攻言語とした学生に対し、1クラス週5回(計20時間)の日本語の授業を担当・実施する。
② 日本語を第二外国語として学ぶ学生(入門から初級)に、文法中心の授業を実施(授業時間数は年間20時間前後)する。
③ 日本文化等の紹介をする。
④ 日本語専攻科のシラバス・カリキュラム設定・見直しを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語指導教材(みんなの日本語、日本語初歩、JLPT教材)、PC、プロジェクタ

4）配属先同僚及び活動対象者

文学・人間科学部長 男性 50代
英語学科長 女性 30代
日本語教師1名 男性 40代
非常勤講師2名(男性1、女性1)
学生約170名(今後、増加する予定)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

任国での主な使用言語はマダガスカル語を使用する。学生に英語で指導することもあるため、コミュニケーションが取れる程度の英語が話せるとよい。