要請番号(JL61818B06)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マダガスカル首相府
2)配属機関名(日本語)
アムルマニ県国家栄養局(ORN)
3)任地( アムルマニ県アンブシチャ郡アンブシチャ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国家栄養局は、マダガスカル首相府に属し、マダガスカル全土の栄養に関する業務を担う組織である。配属先は全県22箇所ある栄養局の一つであり、アムルマニ県を管轄する栄養局で活動を実施する。同栄養局の主な業務として、栄養に関するプロジェクト管理、食の安全保障を行っている。現場では、栄養ボランティア(ACN)と、13のNGOその他関連機関と連携しながら栄養や食の安全に関する業務を担っている。2019年度に開始予定であるJICA技術協力プロジェクト「栄養改善を通じた農村開発」の対象地域になっている。年間予算は約400万円。JVを派遣するのは初めてである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県は、栄養不良児が多い県の一つであり、同配属先は栄養にかかわるプロジェクトの実施や、関連団体と協力しながら地域住民の栄養改善や食の安全(生産量の確保、衛生等)に向けた取り組みを行っている。特に同県ではコメや野菜等の生産量は他県と比較して低くないものの、それらの多くの収穫物は換金作物となっている。その結果、住民の栄養不良や不足を引き起こしていることに問題意識を持っている。そこで、同配属先は地域住民の栄養不良を解消することを目的として現場で働く栄養ボランティア(体重測定による栄養不良児の早期発見、自宅訪問による栄養指導、料理講習会等を実施)や、関連プロジェクトとの連携ができる青年海外協力隊員(栄養士)が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者や栄養ボランティア(ACN)、他の連携機関と協力しながら以下の活動を行う。
① 現場で働くACNと協働したり、ACNの知識や指導レベルを向上させるための勉強会の実施。
② 村落部を巡回し、地域住民(特に妊産婦や乳幼児)への栄養啓発の実施とその定着支援。
③ 配属先関係者や栄養改善にかかわるプロジェクトとの協働や、専門的知見からのアドバイスの実施
※栄養は保健・農業・教育と横断的に関連しているため、自ら積極的に関係機関と連携することも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
隊員が作成した栄養改善資料や料理本、現場の栄養ボランティアが持っている体重計、紙芝居等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長1名、栄養ブログラム担当者:1名、食の安全責任者:1名、
・地域の栄養ボランティア(ACN)
・地域住民
・地域の栄養や食の安全にかかわる関係者
・基礎保健センター(CSB)に在籍する保健ボランティア(AC))
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:(女性) 備考:母子に介入しやすいため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:活動関係者と同等レベルの学歴
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的なアドバイスが求められる
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣前訓練でマダガスカル語もしくは任国の第二言語であるフランス語の訓練を受け、現地ではマダガスカル語の訓練を受ける。村落部の巡回は徒歩、自転車、公共交通機関を利用する。