要請番号(JL61818B09)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府付農業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
アナラマンガ県農業・畜産局
3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡アンブイマナンブラ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は県レベルで農業の普及・技術指導や村落開発に資する事業を実施している。その事業の一環として、同活動先では住民が持っているリソースを活用した生活の質改善や収入創出を目指して生活改善活動を行っており、JICA事務所は2008年より生活改善の取り組みを支援している。その他、同配属先が管轄する一部の地域において、JICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZⅡ:2015~2020)が実施されている。年間予算は約620万円。また、同県内には郡レベルで同様の活動に取り組むJVが複数名派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、日本の農村地域開発手法である「生活改善アプローチ」の有効性を認識し、農村部の住民の生活向上や生産活動を促進する目的で、同手法の普及を目指し研修等を行うものの、現場でさらにきめ細かい観察や事例収集、同アプローチの実践を直接的にサポートできる青年海外協力隊員の要請が挙げられた。同隊員には住民の生活の実態やリソース調査、ニーズの把握、具体的な生活の質改善や収入創出や向上につながるようなアイデアの提案や活動の普及と拡大に資する活動が期待されている。現在派遣中の協力隊員は、生活改善グループと共にかまどの普及、家計研修、日本文化紹介を行っている。これらの活動の効果発現には、引き続き支援が必要であるため後任要請に至った。配属先は県レベルの農業局であるが、地域住民により介入しやすくなるよう、アンブイマナンブラ市役所を拠点として、アンブイマナンブラ市とマシンジャイ市を中心に活動を行う。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各村の生活改善普及員とともに、生活改善グループや住民を対象に以下の活動を行う。
① 農民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
② 住民のニーズに対して、生活改善のためのアイデアを提案し、活動や研修の実施支援を行う。
③ 住民グループの組織強化のための活動や研修の実施支援を行う
④ 活動事例等をまとめ、同活動の継続と普及のための体制を整える。
※余力があれば、地域住民への余暇の活動として、日本文化紹介(簡単な日本語、折り紙、遊び)を実施できるとよい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先備品。JICAが作成した生活改善にかかわるDVD・パンフレット・資料。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:50代男性
配属先事務所員70名
郡開発普及員(CIRDR)
活動対象地域の住民グループ、生活改善普及員等
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・業務調整やプロジェクト運営の経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣前訓練でマダガスカル語もしくは任国の第二言語であるフランス語の訓練を受け、現地ではマダガスカル語の訓練を受ける。他JVとの連携も期待される。