2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61819B14)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

アロチャ・マングル県農業・畜産・水産局

3)任地( アロチャ・マングル県アンバトンドラザカ郡アンバトンドラザカ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同県は国内屈指の稲作地帯であり、配属先は農業普及・指導や村落開発に資する事業を実施している。また同県を中心に行われているJICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZ)Ⅱ」の協力機関でもある。配属先の年間予算は1千万円。現在、本要請の前任青年海外協力隊(JV)1名のほか、バスで1時間ほど離れたムララノクロム市役所でもう1名のJVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県は人口約111万人であり、国内有数の稲作地帯である。その様な状況下、2009年から米の生産性向上を目指し、上記PAPRIZプロジェクトが実施されており、農家を対象とした改良稲作技術(効果的な育苗法、田植え法、肥料利用の方法など)の指導と普及、種子の増産及び配布の整備体制強化等が行われている。また、同地域のコメ生産量を上げるためには、灌漑用水を整備していくことが重要であるため、水利組合が中心となって分担金を回収し、用水路・堰の管理やメンテナンス、灌漑用水量の調節などを行っている。しかし、組合によっては農民間や組合間の連携がうまくいかず、灌漑用水を活用できない耕作地もある。そのため、1名のコミュニティ開発JVが、水利組合の活性化と組織の強化を目指して活動しているが、組合の活性化を弊害する問題が山積している状況である。このようなことから、引き続きJVの支援が必要とされており、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者、水利組合関係者、農民、地域住民とともに、以下の活動を行う。
1.県内の水利組合の活性化及びその組織強化を支援する。
(例:農民に対して水利組合への参加促進、他組合間との情報伝達や共有の促進、問題解決に向けたアドバイス等)。
2.地域農民の生活環境を調査し、農民の収入と貯蓄を向上させるため、家計研修の開催や、換金作物の計画的な販売を支援する。
3.PAPRIZプロジェクトが作成した稲作技術パッケージを用いた稲作技術の普及支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICAが作成した稲作技術パッケージ、生活改善資料(マダガスカル語)一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 配属先長(男性、30代)
水利組合担当課長(女性、40代)

活動対象者 : 水利組合員、農民(約50名。40~60代の男性が多い。)

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:自転車での移動が広範囲なため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・地域活性化の知識や経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動においては主に自転車を利用して巡回する。また農民と積極的に関わり、協働することが求められる。