2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61819B15)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・技術教育・職業教育省

2)配属機関名(日本語)

アバラジャヌ学区事務所

3)任地( アナラマンガ県アバラジャヌ郡サブツィナメハナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリブ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国民教育・技術教育・職業教育省アナラマンガ県事務所に管轄される郡レベルの教育省出先機関であり、アバラジャヌ学区内の幼稚園・小学校・中学校・高校の教育行政を担っている。市内を23の地区に分け地区教育事務所(ZAP)を設置し、各ZAPが管轄の学校を監督している。年間予算は約45万円。アナラマンガ県は、2016年6月に開始されたJICA技術協力プロジェクト「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト」のパイロット県となっている。現在同配属先にて本要請の前任青年海外協力隊(JV)1名と住民参加型学校運営にかかわるコミュニティ開発JV1名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の初等教育へのアクセスは改善傾向にある一方で初等教育修了率は低迷し、初等教育の質に問題を抱えている。教員養成課程を経ていない未訓練、無資格の非公務員教員が多く、児童の学力の低迷が顕著になっている。教育省は現職教員を対象に、指導能力向上に向けた研修を実施しているが十分とは言えない。校長を中心とした近隣の学校の教員間で行う授業研究を含む勉強会の実施支援や、地域コミュニティに対する教育参加を促す活動支援などが必要とされている。配属先ではJVに対し、小学校での理科・算数を中心とした授業実施支援と、学習ツール開発支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内の活動対象の小学校や教育学区事務所において、校長、教員、地区担当者(ZAP)と協力しながら、以下の活動を行う。
1.算数や理科等の授業計画策定や準備、実施のフォローを行う。
2.児童の学習を効果的に進めるための補助教材開発の支援を行う。
3.上記活動を通じてアイデアや事例を共有するための授業研究やワークショップの実施のサポートを行う。

また余力の範囲で保健、衛生啓発等の活動支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先の机・椅子、PC、同国JICAプロジェクトや他国で使用された学習支援ツール、過去のJVが作成した、手洗い・栄養啓発の教材やDVD

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長(男性、40代)
教育部門担当職員(男性、40代)

活動対象者:各地区教育事務所(ZAP)
対象となる各学校長、教員、児童(1クラスにつき40~60名)

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員研修や教材開発実施のため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。同配属先にて活動中のコミュニティ開発JVとの連携も期待される。活動対象校は配属先と話し合って決定する。