2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61819B23)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マダガスカル首相府

2)配属機関名(日本語)

イタシ県栄養局(ORN)

3)任地( イタシ県ミアリナリブ郡ミアリナリブ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家栄養局は、マダガスカル首相府に属し、マダガスカル全土の栄養に関する業務を担う組織である。配属先はイタシ県を管轄する栄養局である。同栄養局の主な業務として、栄養に関するプロジェクト管理、食料安全保障を行っている。現場では、栄養ボランティア(ACN)や関連機関と連携しながら母子の栄養改善の取組みや食料安全に関する業務を担っている。同県は、2019年3月に開始予定であるJICA技術協力プロジェクト「食と栄養改善プロジェクト」の対象地域の1つである。同局の年間予算は約400万円。青年海外協力隊(JV)を派遣するのは初めてである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県は、5歳児未満の慢性栄養不良が深刻な課題となっている県の一つである(国立統計研究所2013年 イタシ県62.3%、全国平均49.2%)。国家栄養計画3(2017-2020年)の目標の1つとして掲げられている慢性栄養不良の削減が必要な地域の1つである。同配属先は栄養にかかわるプロジェクトの実施や、関連団体と協力しながら様々な取組を行っているが、村落部を中心とする地域住民への取り組みを強化するためにJVの要請がなされた。そこでJVは、現場で働く栄養ボランティア等と協働しながら、栄養不良児の早期発見や栄養指導、料理講習会等の実施、及び地域住民への栄養・保健衛生啓発を実施し、慢性栄養不良削減に貢献する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

属先関係者や栄養ボランティア(ACN)、他の連携機関と協力しながら以下の活動を行う。

1.住民の生活実態や家計を調査、把握し、ニーズと改善の可能性を探る
2.村落部を巡回し、CANによる地域住民(特に妊産婦や乳幼児)への栄養指導支援の実施。
3.村落部を巡回し、地域住民(特に妊産婦や乳幼児)への栄養及び保健(衛生、手洗い等)啓発の実施。
4.栄養ボランティアの知識や指導レベルを向上させるための勉強会の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、隊員が作成した栄養啓発資料や料理本、現場の栄養ボランティアが持っている体重計、紙芝居等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:栄養ブログラム担当者(医師、50代):1名、他職員数名

地域の栄養や食料安全にかかわる関係者
基礎保健センター(CSB)に在籍する保健ボランティア(AC))

活動対象者:・地域の栄養ボランティア(ACN、地域住民

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:母子に介入しやすいため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・ワークショップやファシリテーション経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(8~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。
乾季(6月~8月)には、市中心部は週4日程度断水するが、住居による。(※現隊員は水道貯水工事済みの住居のため、断水はほぼない)