2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61819B27)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

イタシ県農業・畜産局

3)任地( イタシ県ミアリナリブ郡ミアリナリブ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリブ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、イタシ県において農業普及・指導や村落開発に資する事業を実施している。同事務所はJICA技術協力プロジェクト「コメ生産性向上・流域管理プロジェクト(PAPRIZⅡ:~2020)」の実施機関で、同地域ではプロジェクト専門家による活動が行われている。また農民の生活向上を目指し、日本の農村開発手法である生活改善アプローチを用いた、農民自身で取り組んでいく生活改善運動の普及に取り組んでいる。年間予算は440万円。また同県は、2019年3月に開始されたJICA技術協力プロジェクト「食と栄養改善プロジェクト」の対象地域の1つである。現在、初代青年海外協力隊員(JV)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国のJICA元研修員が中心となり、住民が持っているリソースを活用した生活の質改善や収入創出を目指して生活改善活動が自発的に行われ、2008年よりJICA事務所が同取り組みの支援をしている。配属先は日本の農村地域開発手法である「生活改善アプローチ」の有効性を認識し、農村部の住民の生活向上や生産活動を促進する目的で、同手法を実践している。普及を目指し研修等は行うものの、現場でのさらにきめ細かい観察や事例収集、同アプローチの実践を直接的にサポートできるJVの要請が挙げられた。地域住民による生活改善運動の普及と定着を目指し、JVは住民の生活の実態やリソース調査、ニーズの把握、具体的な生活の質改善や収入創出や向上につながるよう、JV自身の得意分野を生かしたアイデアの提案や活動の普及と拡大に資する活動が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフや住民と協力しながら以下の活動を行う。

1. 住民の生活実態や家計を調査・把握し、ニーズと改善の可能性を探る。
2. 住民のニーズに対して、生活改善のためのアイデアを提案したり、活動や研修の実施支援を行う。
3. 活動事例等をまとめ、同活動の継続と普及のための体制を整える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先備品。JICAが作成した生活改善にかかわるDVD・パンフレット・資料。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長:40代女性、農業部門長(C/P)男性 50歳代、農業技術者40名

活動対象者:活動対象地域の住民グループ、生活改善アニメーター、村長
地域開発普及員(CDR)

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・ワークショップやファシリテーションの経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。乾季(6月~8月)には、市中心部は週4日程度断水するが、住居による。(※現隊員は水道貯水工事済みの住居のため、断水はほぼない)