2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61820A06)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・技術教育・職業教育省

2)配属機関名(日本語)

アムルマニ県国民教育局

3)任地( アムルマニ県アンブシチャ郡アンブシチャ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国民教育省の県局であり、アムルマニ県の4つの郡学区事務所(CISCO)を管轄している。同県局の管轄下には、81の地区教育事務所(ZAP)がある。同県には小学校1,009校、中学校165校、高校26校が存在している。現在、青年海外協力隊員(以下隊員)(小学校教育)1名が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、「教員の質の向上」が重要課題と認識し、道徳/社会教育や、教科外活動(学校保健、環境教育)における技術向上が不可欠であると考えている。また、学校の衛生環境改善とともに、学校保健指導の質向上を図りたいと考えている。しかし教員の約70%が非常勤講師や教員養成学校未卒業者で、教員免許を持っていても各教員の指導力に差があり、効果的な指導がされていない学校がある。そこで、道徳/社会教育や学校教育全体を通して、主に学校保健、環境教育、道徳等の授業や啓発を行いながら、教員の指導力の向上と児童の行動変容に向けた取り組みに貢献できる隊員が要請された。現在、JV1名が活動中であるが、成果発現に向けて継続的な支援が必要であるため後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. モデル校(5校)を中心として、道徳/社会教育や、教科外活動(学校保健、環境教育等)を計画的に実施する。
2. モデル校での経験を活用しながら、県局職員と協働して、道徳/社会教育、教科外活動を定着させるために、年間計画や教員研修内容の充実、及び、教材開発等を行う。
3. CISCOやZAPが実施する教員集会(年3回実施)の支援や、教員を対象とした研修会を実施する。
4. 県局やCISCOと連携しながら、学校運営委員会(FEFFI)の活性化や補佐的な支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

県局の業務用机、椅子。
過去の隊員が作成した、手洗い・栄養啓発にかかる教材やDVDを利用することができる。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:県局長(男性・40歳代)、学校保健担当者(女性・40代)
活動対象者;地区教育事務所(ZAP)関係者
・各郡学区事務所(CISCO)関係者
・各学校長、教員、児童、生徒、保護者等
・学校運営委員会(FEFFI)のメンバー(一般市民、保護者、教育関係者)

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員対象に研修会を実施するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動は自転車のみならず、タクシーやバスなどの公共交通機関を利用して巡回する必要がある。