要請番号(JL61820A12)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マダガスカル首相府
2)配属機関名(日本語)
アムルマニ県国家栄養局
3)任地( アムルマニ県アンブシチャ郡アンブシチャ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国家栄養局は、マダガスカル首相府に属し、マダガスカル全土の栄養に関する業務を担う組織である。配属先はアムルマニ県を管轄する栄養局である。同栄養局の主な業務として、栄養に関するプロジェクト管理、食の安全保障を行っている。現場では、保健栄養普及員と、13のNGO,その他関連機関と連携しながら栄養や食の安全に関する業務を担っている。同県は、2019年3月に開始したJICAの「食と栄養改善プロジェクト」の対象地域になっている。年間予算は約400万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県は、栄養不良児が多い県の一つであり、同配属先は栄養にかかわるプロジェクトの実施や、関連団体と協力しながら地域住民の栄養改善や食の安全(生産量の確保、衛生等)に向けた取り組みを行っている。特に同県ではコメや野菜等の生産量は他県と比較して低くないものの、それらの多くの収穫物は換金作物となっている。その結果、住民の栄養不良や不足を引き起こしていることを問題視している。そこで、同配属先は地域住民の栄養不良を解消することを目的として現場で働く保健栄養普及員(体重測定による栄養不良児の早期発見、自宅訪問による栄養指導、料理講習会等を実施)や、関連プロジェクトとの連携ができる隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者や保健栄養普及員、他の連携機関と協力しながら以下の活動を行う。
1.地域住民の生業・生活状況、文化・社会構造などを調査し、食習慣の文化的背景を理解する。
2.地域住民(特に妊産婦や乳幼児)に対する保健栄養普及員の栄養指導方法について協議し、改善案を提案する。
3.地域住民(特に妊産婦や乳幼児)に栄養や保健衛生に関する啓発活動(セミナーやワークショップ)を企画し実施する。
4.保健栄養普及員の知識や指導力を向上させるための研修や勉強会を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、隊員が作成した栄養啓発教材や料理本、現場の栄養ボランティアが持っている体重計、紙芝居等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先長1名、栄養プログラム担当者:1名、食の安全責任者:1名、
活動対象者:保健栄養普及員、地域住民、
地域の栄養や食の安全にかかわる関係者
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:活動対象者の多くが女性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
・ファシリテーション経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
村落部の巡回は徒歩、自転車、公共交通機関を利用する。