要請番号(JL61821A09)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アンザナマシナ精神保健大学病院
3)任地( アナラマンガ県アンブジャチム郡アンザナマシナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、成人対象の精神保健専門病院である。年間予算は、約180万円。4ユニット(病棟)、120床あるが、時期により入院患者が変動する。(入院の少ない時期で30名、多い時期は100名程、うち社会的入院は10名程)。患者は薬物、アルコール依存が多く、他には統合失調症、うつ、先天性脳障害などである。外来は1日数名で退院後の服薬指導が主である。独立前は、フランスの支援で治療も無料だったが、現在は特に外国の支援はない。この病院は、JICAが支援し保健省が各病院に普及しようとしている5S/KAIZEN活動を行っている病院の一つである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マダガスカル国内の学校で精神保健を学んだ医師や看護師が各ユニット別に入院患者の対応をしている。病棟とは別に設けられた作業療法室へ各病棟の患者が看護師につきそわれ赴き、作業療法に参加している。週4回1~2時間、裁縫、刺繍、家庭菜園、園芸、絵画、スポーツなど担当のスタッフの裁量でセラピーを行っているが、マンネリ化しており内容の充実が望まれている。また、同時に、このセラピーの時間以外、各ユニットでの余暇活動が、現在はほとんどないため、余暇活動の充実も望まれている。(現在実施されている余暇活動:庭の草刈り、希望者のみソーシャルワーカーと教会への外出程度)
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と一緒に以下の活動を行う。
1.作業療法の内容の充実のために、各種作業療法の紹介や少ない予算で実施可能な作業療法の提案、各患者の状態にあった療法の提案等を行う(1回の参加者は、10~15人程度)。
2.各ユニットでの、余暇活動充実のために、各種アクティビティの提案を行う。
可能であれば、5S活動の支援も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、棚、刺繍用品、裁縫道具、デッサン用の紙、色鉛筆等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:・病院長(精神科医 男性 50代)
・作業療法士(男性)
・ユニット毎(4ユニット)に精神科医1名、精神保健看護師3名、夜勤1名
・ソーシャルワーカー、他事務スタッフ 計約90名
活動対象者:入院患者(30~100名)
5)活動使用言語
マダガスカル語
6)生活使用言語
マダガスカル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】