2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61823B19)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人口・社会保障・女性地位向上省

2)配属機関名(日本語)

ヴァキナンカラチャ県人口・社会保障・女性地位向上局

3)任地( ヴァキナンカラチャ県アンチラベ郡アンチラベ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先には、県内のNGOや女性グループが40団体ほど登録している。また1979年に設立された同配属先附属の職業訓練施設があり、学校に行っておらず職に就けない若者や、技術を身に付けようとする若者に対して、男性向けの木工コース、女性向けの洋裁コースを開設し、2学年制の職業訓練施設として若者の就職支援を行っている。2018年からJICA海外協力隊員が派遣されており、現在2代目の家政・生活改善隊員が活動している。配属先の年間予算は約28万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には、貧困や落第が原因で学業を中断した14~21歳の若者に対して職業訓練を行っている附属施設があり、木工コース(男性)、洋裁コース(女性)に分かれている。同配属先の管轄下であるNGOチンジャンジャラに派遣されていた隊員が洋裁や刺繍の指導に携わっていたことを同配属先が知り、同配属先内の洋裁コースにおいて指導支援ができる隊員の要請があった。その際、隊員の支援を必要とするNGOや女性グループにも活動成果を共有しやすくするために配属先をNGOから県レベルに変更している。現在活動している隊員は、裁縫や料理の技術指導、商品の販売サポートを実施しており、今後、市内のNGOや女性グループでも同様の活動を展開していく予定である。こうした隊員の取り組みが評価されていることに加え、指導支援ニーズが引き続き高いことから、後任を要請するに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教師や配属先関係者とともに、以下の活動を行う。
1.基本的な刺繍、編物、洋裁の授業を行ったり、同僚教師の授業サポートを行う。
※職業訓練センターでは、月~金、週替わりで、洋裁、刺繍、編み物を実施している。
2.県内にある洋裁を行っているNGOや女性グループに対して商品開発や技術支援、講習会等を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電動ミシン、アイロン、ロックミシン、手回しミシン、足踏みミシン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長(50代男性)、その他配属先同僚8名、職業訓練コース責任者(50代女性)、編み物担当教員1名、刺繍担当教員1名、木工担当教員1名、裁縫担当教員2名、傾聴・法律相談担当者1名

活動対象者:女子生徒(14-21歳) 20~30人、NGO関係者、女性グループなど

5)活動使用言語

マダガスカル語

6)生活使用言語

マダガスカル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:活動対象者が女性のため

[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:教師への助言を行うため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:幅広い手芸の経験や技能が必要

[参考情報]:

 ・中学等での家政系教諭経験があればなおよい

 ・大卒が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(1~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・派遣前語学訓練では公文書等で使用されるフランス語、現地語学訓練ではマダガスカル語を学習する(共に公用語)。