2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63023B08)
募集終了

国名
モザンビーク
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

マプト中央病院

3)任地( マプト市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都マプトの中心部に位置する多くの専門科をもつ国立中央病院で、1942年に創設された。全国に4つある国立中央病院のうちの1つで、国立中央病院の中では最も規模が大きい。他の3つの国立病院は近隣域内の基幹病院としての役割を担うが、配属先は近隣のマプト首都圏のみならず、全国各地から患者を受け入れている。また、圏域内の医療施設で働く医師や医療従事者養成校等の研修教育機関としても機能している。JICAによる医療機材供与が過去にも実施されているが、2022年後半に開始した無償資金協力「マプト中央病院新生児棟建設計画」により今後新生児病棟の建設や、さらなる医療機材の供与が予定されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モザンビークで最も長い歴史を有する公立病院で、JICA国別研修などで10名近い職員を養成している。JICAによる支援のほか、イタリア、ドイツ、イギリス、アメリカ、ロシア、インドなど、様々な国や国際機関、NGOから医療機材等の供与を受けている。電圧が不安定なことや不適切使用の結果、医療機材の4割近くが何らかの故障や不具合を抱えている。部品交換が必要なものの予算不足で部品購入ができないケースがあるが、技術や知識不足のために修理ができていない医療機材も多い。また、適切な使用方法やメンテナンスを受けていないために故障するケースもある。こうした課題に対応するため、JICA海外協力隊の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚技術者や医療従事者とともに、以下の活動に取り組む。※関係者と対話し、必要に応じ柔軟に内容を変更しながら活動する。
1. 医療機器の保守管理・修理を行う。
2. 技術者に保守管理方法や基礎知識、修理技術を指導する。
3. 看護師や医師など使用者に対して適切な使用方法、維持管理方法を指導する。
4. 可能な範囲で医療機材の保守・維持管理にかかるマニュアルを整備する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

新生児用人工呼吸器、人工呼吸器付麻酔器、高圧蒸気減菌器、生化学分析装置、血液凝固分析装置、除細動器、血球分析装置、移動式X線撮影装置等

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
配属先長:男性50代
医療機材を扱う技術者(同僚技術者)10名弱、25~50歳
施設設備関連技術者約30名
医師約600名、看護師約2500名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(臨床工学技士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・同僚技術者の多くは英語を理解するがレベルは高くないため、ポルトガル語の習得は必要。
・機材マニュアルが存在するものもあるが、一部はヒンズー語など他言語で書かれており、技術者が英語、ポルトガル語以外を理解できない。