【配属機関概要】

3）任地（ 東部県カヨンザ郡ムカランゲ ） JICA事務所の所在地（ キガリ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

東部県7郡の1つであるカヨンザ郡は12個の行政単位「セクター」で構成され、人口は約34万人を数える。北はウガンダ、南はタンザニアからの幹線道路が交わる交通の要所である。同郡庁は、教育・人材・保健・インフラなど8つの課で構成されており、ボランティアが配属となる農業課には現在までに3代の青年海外協力隊員「野菜栽培」と2代の協力隊員「コーヒー」が派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同郡の人口の95%は農業従事者であり、低湿地を中心に野菜栽培・稲作が営まれている。栽培可能面積は約400haで、首都キガリへのアクセスが良いことから、農産物の生産地として近年農業開発が進んでいる。しかし、同地域は個人農家が多く、生産量の大幅増を見込めないのが現状である。コーヒー豆は換金作物として重宝され、栽培農家も増えているが、ルワンダ人の多くがコーヒー豆の品質・味に関する知識を持たず、また栽培技術も未発達のため品質・収量ともに未だ改善が求められている。また、コーヒーの収量・品質向上を目指した啓発活動の実施についても期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

地域の生活の実態を調査する。その上でボランティアの特性に合わせて以下の中から選択して活動を行う。
1.コーヒー農家を訪問し、栽培状況や改善点を把握する。
2.コーヒー農家をサポートするとともに、パイロットファームでコーヒー栽培を支援する。
3.コーヒーの収量・品質向上を目指しコーヒー農家・組合へはたらきかける。
4.同郡の農業技官へ随時活動報告をする。
5.必要に応じて農業及びコーヒー関連JICA事業との情報共有を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所(机・椅子)

4）配属先同僚及び活動対象者

郡庁農業技官 男性30歳代
セクター農業技官 男性30歳代
コーヒー組合関係者 マネージャー層 男性30歳代
コーヒー農家 男女20-70歳代

【資格条件等】

[参考情報]：

　・農村地域の生活改善に関する知識や経験又はコーヒー栽培や加工に関する知識や経験

【地域概況】

【特記事項】

JICAの判断により訓練言語をフランス語に変更する場合があります。
活動場所であるコーヒー畑には蜂がいる可能性があるため、エピペン持参が望ましい。