要請番号(JL64217A09)
募集終了
5代目
・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
ファティック県視学官事務所
3)任地( ファティック州ファティック県ファティック市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ファティック県視学官事務所は、県内の初等教育機関(幼稚園、小学校および中学校)の運営・管理に関する監督機関である。同配属先には現在、小学校教育、幼児教育、体育、コミュニティ開発のJV各1名が図工などの情操教育をはじめ、算数や幼児教育(特に遊びを通した学びの実践)の授業の質の向上を現地教員と協力しながら活動している。
同市内には他にも複数のJV(看護師やコミュニティ開発)が派遣されており、また同配属先にも長年JICAボランティアが配属されていることから、JICAとの関係も深い任地および配属先である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
平成27年度3次隊で赴任中のボランティアが、「学びの要素にも配慮した遊び」を中心に活動している。廃材(ペットボトルや枯葉など)を利用した図工や、例えば体の部位を歌詞に取り入れた歌遊びなど、子どもたちの発達段階に応じた「遊びを通した学び」は、現地教諭の中にも実践している教員はいるが、それらは経験豊富な教諭が主であり、相対的に多くはない。そのため、複数の園を巡回し、現地幼稚園教諭の授業に対して意見やアドバイスをすること。そしてより子どもの発達段階に適した授業内容があれば、それを他園に紹介するなど、今セネガルにある経験豊富な教諭たちの授業のアイデア等を他の若い現地教諭に広めることや、新しい授業の実践手法を紹介し、保育の質の向上に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ファティック市内の幼稚園を巡回し、配属先・各幼稚園と意見交換しながら下記の活動をする。
1.現地幼稚園教諭(特に経験の浅い教諭)に対して、学びの要素にも配慮しつつ、子どもに豊かな情操が育つ保育活動を提案する。
2.子どもの発達段階に応じた授業の好事例があれが、それを他園にも広める。
3.現地教諭を対象として、現地にある廃材を利用した教材、教具の作り方を提案する。
4.これまで隊員やJICAが作成した遊びの事例集を用いて保育を行う。
5.同任地のJVと協力して、発表会等を企画運営する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
園舎、校庭など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先:視学官8名、事務職員約20名
活動対象者:幼稚園の教員、児童(3~5歳)、保護者
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:地元教諭への指導も必要なため
[参考情報]:
・保育士は幼児クラス経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)