2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64218A16)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・社会活動省

2)配属機関名(日本語)

タンバクンダ保健区

3)任地( タンバクンダ州タンバクンダ県タンバクンダ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

セネガル保健医療の行政区分では、各州に1つの州医務局、各県に1-3か所程の保健区が設けられている。配属先は、タンバクンダ県(人口33万人)内に2つある保健区の一つで、タンバクンダ市内とその周辺の村落を管轄し、保健行政全般、診療や疾病予防啓発等を監督する機関である。監督対象として、併設されている保健センター(一般診療、産婦人科、歯科、眼科等)及び主要村落部にある保健ポスト(一般診療、正常分娩、小児の診断等を行う)がある。その他監督下にはないが、保健小屋と呼ばれる軽い怪我の治療や限られた薬剤の処方等を行う医療施設や、地域住民から選出された地域の保健ボランティアへの支援も行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タンバクンダ州は保健衛生をはじめ、識字率、生活環境等様々な面で、セネガルの中でも特に厳しい状況下にある地域である。下痢や感染症、栄養不足といった問題は常に抱えており、母子保健に関しても、妊産婦検診受診状況、自宅出産、予防接種実施状況、新生児の栄養状態等いずれも劣悪である。地域の医療機関では、一部衛生啓発担当者はいるものの、医者や看護師、助産師等は病院内での診察や業務に追われ、予防接種の機会を除けば、村落部に足を運ぶ機会は多くない。そのため、各村の保健衛生に関し、地域の保健ボランティアが担う役割は大きい。また、住民自身が各自病気を予防し、重症化する前に受診するといった基本的な行動や習慣を身につける必要がある。同配属先には、2018年1月に助産師の青年海外協力隊(JV)が赴任予定であり、JV同士で連携した活動が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

活動村を数村程度選定し、村長や女性グループ、地域の保健ボランティアなどの協力者を見つけ、村に足繁く通い各家々を訪問する。その中で住民、特に妊産婦や保健衛生上の課題を抱える世帯の日常生活や習慣をよく観察・把握する。その上で、以下の活動を行う。
1.保健衛生の観点から、妊産婦がよりよい生活ができるように、生活改善のための取り組みを企画・実行する。
2.住民がそれぞれの家の中で、家族と楽しみながら、より衛生的で健康的な習慣や行動をとれるような取り組みを企画・実施する。
3.村落内の住民が集まる場所で、それぞれの村落が抱える保健衛生上の課題に合わせた啓発活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

聴診器、血圧計など

4)配属先同僚及び活動対象者

保健区長(配属先長:男性)、看護師、助産師、事務職員
各保健ポスト長
地域の保健ボランティア:マトロン(居住地域の妊婦健診や正常分娩介助を行う無資格女性助産師)、ルレ(地域の疾病予防活動を担うボランティア(男女))、バジヌゴッホ(地域の母の意。母子の健康相談、居住地域で啓発を担う女性)等
地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:医療従事者とともに活動するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~50℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・身体への侵襲行為はしない。
・住居は、同任地のボランティアと同居になる可能性もある。