2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64218B03)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ンバケ県視学官事務所

3)任地( ジュルベル州ンバケ県ンバケ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本件の配属先である、ンバケ県視学官事務所はンバケ県内の幼稚園、小学校、中学校を監督する教育行政機関である。視学官と呼ばれる教員を指導する立場にある職員が学校を巡回し、学校や教室の運営を指導したり、試験の実施、試験結果の統計・分析などを行っている。職員は全部で22名でそのうちの10名が教員経験がある視学官である。年間予算は約500万円。現在、2代目の小学校教育JVが派遣され、児童の算数能力向上を支援している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル政府は「万人のための教育」実現をめざし、初等教育クラス、教員の増加などを急激に進め、2000年に67%だった初等教育総就学率は2016年には88%まで向上した。しかし、初等教育修了試験合格率は全国平均で61.5%(2016年)であり、児童の学力に課題が残る。これまで派遣された小学校教育JVによって、授業中に教員が児童の理解やその定着を促す活動を十分実施しておらず、毎日の授業が児童の学力に結び付いていないとことや、数学的活動や反復学習の重要性を教員や視学官も認識しているものの、具体的な実践手法を教員が習得していないことが問題として挙げられている。本件で派遣されるボランティアは、現地教員と一緒に、数学的活動を取り入れた活動など、初等算数における児童の理解と定着を促進する指導案、教材、教具を作成し、児童がより効果的に算数能力を向上するためのプロセスを支援することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

任地の小学校教員や視学官と協力し、下記の活動をする。

1. 児童の学びと定着の改善を目的に、算数の授業案や教材、教具を作成し、教員と一緒に教室で実践する。
2.「1」の活動の効果測定のための小テスト等を実践し、効果を測定・検証し、教員対象の研修会で成果を共有する。
3.音楽、図工、体育のうち、ボランティアが得意とする教科の授業を支援する。
4.日本の小学児童との文化交流を企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長(男性、40歳代)
配属先同僚視学官(複数名、男性、女性、30~50歳代)
活動先小学校教員(男性、女性、20歳代~50歳代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】