2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64219B28)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

ゴサス県視学官事務所

3)任地( ファティック州ゴサス県ゴサス市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴサス県内の120小学校と10中学校、8幼稚園を管轄する教育行政機関であり、教員の指導・管理や教育に関するデータの収集・分析、予算管理を行っている。視学官と呼ばれる職員が、学校を巡回し、教員や校長に対し、学校運営、授業について指導・監督を行っている。現在、2018年度1次隊の隊員1名が派遣され活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガルは「万人の教育」を目指した政府の取組の結果により、2000年に70%以下だった初等教育就学率は現在、90%以上に達した。一方で、1クラスの児童数は80名以上の学級も多く存在し、教材、教具も未整備で、教員が児童の個々の学習を支援する指導が困難で、児童の学力に課題が残る。よって、本件で派遣される隊員はリンゲール市内にある小学校で教員と共に児童を指導し、主に、算数における児童の学力の課題(つまずいている点など)を明らかにすることが求められている。また、学力の課題解決に向け、教材、教具、指導方法など、教員に対し新しいアイディアを提案することが期待されている。また、算数指導に加え、体育、図工、音楽など、情操を豊かにする科目のうち、隊員自身が得意とする科目の実施支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内小学校や視学官事務所において、校長や教員、同僚の視学官、また同配属先の隊員と協力しながら以下の活動を行う。
1.算数の授業を視察し、算数指導における問題、課題を明らかにする
2.児童の算数の学びの質を高めるため、具体物を使った学習や体験学習などを教員に紹介する
3.研究授業や教員研修を通じ、算数の効果的な指導方法を教員とともに考案する
4.音楽・図工・体育のうち隊員自身が得意とする教科で教員を支援する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

小学校教室、校庭、配属先のコピー機やパソコン等、配属先の許容範囲で利用可。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:視学官長1名、視学官4名、秘書、他職員
活動対象者:校長、教員、生徒、保護者、学校運営委員会

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はフランス語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許、校種・教科不問)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・算数の指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、完全ではない。
・生活使用言語:ウォロフ語