2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL64219B36)
募集終了

国名
セネガル
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

職業訓練・研修・手工芸省

2)配属機関名(日本語)

サンルイ職業訓練センター

3)任地( サンルイ州サンルイ県サンルイ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は女性の教育を目的に1964年に設立された職業訓練センターである。学校改編が行われ、現在は男子生徒も受け入れている。3年の職業訓練で仕事に直結する技術の習得を目指している。生徒数は約700名、おおむね15歳~24歳までの若年層を対象に受け入れている。野菜栽培、村落開発、服飾、理髪、調理、手工芸、理容、ホテル業、食品加工、地域保健衛生のコースがあり、修了時には職業適性証(CAP、中学校修了相当)の取得が可能である。年間予算は約120万円。2014年から2016年に服飾の隊員の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

セネガル国において農業は全人口の約70%近くが従事している国の重要な産業であるが、GDPに占める農業生産の割合は約7%と低い。また、セネガル国では農村部での仕事が限られており、若年層の都市部への流出が顕著である。農業人材の育成は経済発展だけでなく、地方の雇用創出につながると考えられている。
隊員は同センターの野菜栽培コースの教員として、同僚の指導教員(農業技術者)とともに圃場での実習指導を中心に活動する。2018年にサンルイ市より新たな圃場を譲り受け、実習圃場の面積が拡大したため、生徒は実践を通して更なる技術を身に着けることが期待されている。また、生徒は学校周辺の農家や企業で短期間の研修を行う機会もある。隊員は周辺の農家や生徒の研修先を訪問し、コース修了後、生徒に求められる知識や技術を配属先にフィードバックし、授業の質の向上に貢献することが求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員はセンター長、学科長、指導教員と協力しながら以下の活動を行う。
1. 野菜栽培コースの授業への同席や地域の農場訪問を通じ、セネガルにおける農業の知識・方法を学び、現状・問題点を把握する。
2. 実習指導を通じ、生徒に基礎的な野菜栽培技術(土壌の選定方法や肥料、コンポストなど)を指導する。
※人参、玉ねぎ、ピーマン、茄子、トマト、バナナ、マンゴーなどを栽培している。
3. 生徒の研修先や卒業生の就職先、サンルイ市の農家、農業機関(企業も含む)の現状を把握・調査し、農業人材育成のために必要な知識・技術を配属先にフィードバックする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

灌漑設備(井戸)、圃場1ha

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長1名(女性:50代)
教頭1名(男性:40代)
野菜栽培コース指導教員2名(男性30代※指導歴約10年)
野菜栽培コース生徒84名(10代後半~20代前半)
※生徒は家業の手伝いで農業をしているものは多いが、農業の経験がない者もいる。

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:知識や技術が必要なため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・野菜栽培などの農業やそれに類似した知識を学校で学んだことがある者、もしくは2~3年の実務経験がある者
・生活使用言語:ウォロフ語