2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL73018A05)
募集終了

国名
セルビア
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
配属先執務室 行われている訓練の風景1 行われている訓練の風景2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

欧州統合省

2)配属機関名(日本語)

クラリエボ市 市民保護部

3)任地( クラリエボ市 ) JICA事務所の所在地( ベオグラード )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

クラリエボは、セルビア中部のイバル川と西モラバ川に接す位置し、約12万5千人(市街地約6万人)が住む地域である。近年、自然災害による被害が増加しており、同地域においても2010年の地震や2014年の大洪水により重篤な被害を受けた。こうした災害への対策の必要性の高まりを受け、2013年に国内で唯一の市民保護専門部署が設立された。同部では、6名のスタッフが、市民保護の訓練、損害規模の調査や危険地域のモニタリング、防災啓発等の業務を行う。クラリエボはラシュカ郡の中心都市であるため、西モラバ川流域の近隣16の自治体と協力し支援している。年間予算は約115,000ドルと市民からの寄付金で運営されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、防災力の向上を目指し、地域住民や関連コミュニティ(自治体、消防団、警察官、学校関係者、住民ボランティア等)との連携の促進を行っている。また2014年の洪水災害以降、近郊の16自治体と連携の重要性が認識されてきており、災害発生時の被害を最小化するために自治体間での協力体制を構築している。2014年に市民保護訓練センターを建設、自助と共助による活動を強化する訓練を実施している。いずれの取り組みも開始されたばかりであり、災害大国である日本の経験・知見から学びたいという要望から本要請に至った。
青年海外協力隊(JV)は、配属先と相談の上でリスク分析や救助計画・災害関係データの調査、地域自治体間の調整、市民保護訓練への参加、同僚たちの支援等の中から対応可能な分野で活動を行い、日本の住民の自助・共助を促す取り組みや減災活動を紹介・実践することで地域の防災に貢献することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

赴任当初は、同地域の災害や対策の現状把握に重点を置く。その後、以下の活動を配属先の一員として可能なものから実施する。
1.地域住民や関連コミュニティ(自治体、消防団、警察官、学校関係者、住民ボランティア団体等)への防災・減災の啓発活動を行う。
2.月1回程度2-3日間の訓練センターでの市民保護訓練に参加、内容へ助言を行う。
3.その他、配属先が実施する自助・公助関連イベントを支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子、共有コンピューター

4)配属先同僚及び活動対象者

部門長(男性)
同僚(男性/40代/大卒/土木工学専攻/勤続11年/災害復旧アドバイザー)
同僚(男性/50代/大卒/経済学/勤続32年)
同僚(女性/30代/大卒/経済学/勤続10年)
同僚(男性/30代/高卒/勤続7年)
同僚(男性/30代/高卒/勤続6年)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務の性質上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(-15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動及び生活言語は主に現地語(セルビア語)となり赴任後に現地にて学習する。
派遣前訓練では英語を学習する。