2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74516A06)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/3 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立リハビリテーションセンター

3)任地( チュイ州アラムディン県タシュドボ村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1991年にキルギス国内のリハビリテーションの中枢となるリハビリセンターとして設立された。同センターでは、脳卒中、脳性麻痺、高血圧により機能障害を患った人へのリハビリテーションを行っている。患者に直接理学療法を行う他に全国から集まる医師や看護師に対してリハビリテーションに関するコースの開催も行っている。13の診療科目があり、年間1万人が利用、全国各地から患者が入院・通院している。1歳から75歳の患者に対して、注射、投薬、物理療法、水治療法、マッサージの治療を行っている。年間予算は約1億2000万円である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、理学療法士は、物理療法を行う看護師、運動療法を行う治療体操指導士、医学マッサージを行うマッサージ師の3つに分かれ、統合された理学療法士という資格はない。キルギスにおいて理学療法は未だ注射、投薬、物理療法、マッサージなどのソ連時代からの伝統的な手法が中心であり、近代的な症状に応じた対応が行われていない現状である。配属先では、リハビリテーションに関する考え方を学ばせようと医師を積極的に海外への研修にも派遣しているが、職員全体の技能能力向上まで達成していないのが現状である。そのため、センター内での技術移転を進めるためにJVが要請された。これは初代の派遣であるが、これまでビシュケク市内の病院に派遣された理学療法士、作業療法士隊員が何度か配属先を訪問し指導しており、JVの活動にも慣れており、職場からの期待も大きい。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先のスタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.入院・通院の1~75歳の患者に対して運動療法および治療体操を行う。
2.治療をスタッフと一緒に行うことで、様々な症例に対応できるように指導を行う。
3.可能であれば、センターが実施している医師・看護師向けのリハビリテーションセミナーにも参画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体育館、プール、理学療法室、ベッド510床

4)配属先同僚及び活動対象者

医者 2名(30代から50代)
トレイナー(治療体操指導士) 12名(30代から50代)
マッサージ師 20名(30代から50代)

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚のC/Pに指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯湿潤気候) 気温:(-20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

村落部での活動となるため、ホームステイをすることになる。