2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74516B07)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G231 デザイン
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3
一村一品組合事務所建物 商品の作成風景 デザイン会議

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

イシククリ州政府

2)配属機関名(日本語)

NGO 一村一品組合
NGO

3)任地( イシククリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イシククリ州では2012年1月から2016年12月まで「一村一品」の手法を用いた技術協力プロジェクト「一村一品アプローチによる小規模ビジネス振興を通じたイシククリ州コミュニティ活性化プロジェクト」が展開中であり、小規模ビジネスを通じた地域経済活性化を目指している。その中心となる「一村一品組合」は2011年に設立され、参加する生産団体の拡大、売り上げの拡大を続けている。2016年6月現在5名の協力隊員(コミュニティ開発、手工芸)が本プロジェクト関連の活動を行っており、隊員間の協働活動にも取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

「一村一品組合」はイシククリ州の地域生産団体と地域の素材や伝統を生かした商品開発の取り組みを行合っている。主要商品である羊毛フェルト製品は草木染を使った自然な色合いの特徴を生かした製品となっており、国内販売だけでなく、株式会社良品計画を通して日本での販売も行っている。その他、ジャムやはちみつなどの食品類、石鹸や革製品など地域の素材を生かした商品開発に取り組んでいる。商品開発においては一村一品組合商品の差別化を行うために「イシククリ・ブランド」を作りブランド戦略にとりくんでいる。一村一品組合からの要請により平成27年度2次隊でデザイン隊員が派遣され、ブランドコンセプトの強化、個々の商品のデザイン戦略に取り組んでいるが、デザイン担当スタッフのさらなる技術向上のために後任隊員の要請があったものである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフ・関連の協力隊員と連携し、以下の活動に取り組む。
1.一村一品組合の新商品開発支援、商品デザイン開発支援
2.新商品や既存商品のパッケージ・ラベルデザイン等における改善支援。
3.一村一品運動の広報媒体のデザイン支援及び広報支援(WEB、FB、ニュースレター、ポスターなど)
4.一村一品ショップの経営改善に必要なポップ・広告・商品レイアウトなどの支援
5.生産団体及びスタッフへのデザイン技術移転やセミナー開催等
また、関連のJVとの連携した活動を行うことも期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、プリンター、スキャナー、コピー機、デスク等
(デザインソフトとしてフォトショップ、イラストレーター、コーレルを使用。)

4)配属先同僚及び活動対象者

ビジネス担当代表 女性30歳代
デザイン担当 男性20歳代
組合事務局職員 約20名
150以上の生産団体(約1,000名以上)

5)活動使用言語

ロシア語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識が求められるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:デザイン開発、改善に必須

[参考情報]:

 ・商品企画・開発の経験があると望ましい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

キルギス人の中にはキルギス語しか話さない人もいるが、配属先では英語を話す人が比較的多いので、配属先の中での共通言語として日常会話程度の英語ができるとよい。