2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74516B10)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
第2番職業訓練校 教室の様子 キルギス伝統服

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省

2)配属機関名(日本語)

第2番職業訓練学校

3)任地( イシククリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1957年に創立された同校は職業能力開発・人材育成を目的とした公立職業訓練校である。年間予算16百万ソム(約2600万円)。現在10種類の訓練コース(自動車・服飾・料理・農業機械等)が開講され、約520名の学生が在籍している。教員の総数は57名。
服飾コースは教員が3名。16~18歳の生徒への3年間のコースを実施し、各学年25~30名程度が学んでいる。その他、一般の受講者を対象に短期3か月間のコースも適宜実施している。
また、同訓練校の料理コースには平成27年度2次隊でJVが派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キルギスでは労働人口の7割が中等教育までの教育しか受けておらず十分な職業訓練を受けていないため、労働市場において十分な技術能力を持った人材が不足している。2012年のアジア開発銀行の調査では労働人口のうち70%は中等教育以下の教育しか受けていないと指摘されている。また、職業訓練校の質の低さやマネージメントの問題、予算が割り当てられていないことなど様々な問題も指摘されている。適切な能力を持った人材の育成には教育・職業訓練の改革による包括的な対応が必要であるが、その中でも若年層の失業率の改善を図るために初等職業訓練校の質の改善が緊急の課題となっている。こうした状況から第2番職業訓練校から協力隊員による支援を通して授業の質の改善を図ることを要請してきたものである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚講師と共に以下の活動を実施する。
1.服飾コースの授業内容、生徒の習得度を把握し、課題の整理を行い、授業の改善提案を行う。
2.授業内容(座学・実習)の改善にとりくむ。
配属先は日本人のきめ細やかな縫製技術、服飾作成の技術、丁寧な仕事の仕方を学びたいと希望している。
3.可能であれば日本的なデザインの紹介など服飾を通した文化交流にも取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電動ミシン、アイロン、アイロン台

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長 男性50歳代
副校長 女性40歳代
服飾コースの講師 女性40~50歳代 3名
その他職員約50名

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:職業訓練校での活動であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:講師や生徒への指導を行うため

[参考情報]:

 ・指導経験があること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】