要請番号(JL74516B11)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
イシククリ州病院 アクスー・リハビリテーションセンター
3)任地( イシククリ州アクスー村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アクスーリハビリテーションセンターはカラコル市にあるイシククリ州病院の分院であるが、カラコル市から車で1時間弱のところにある温泉治療で有名なリハビリセンターである。医師を含む総職員数約80名、100床の入院施設を持ち、外来患者は一日140名ほど。キルギスには国立のリハビリセンターが2カ所あり、首都の母子総合福祉センターとこのアクスーリハビリセンターであり、いずれもリハビリテーションは約10日間の入院治療が中心となり全国から患者が通ってくる。患者の多くは脳性まひ患者である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カラコル州病院は2016年にUNICEFの支援(日本基金)により医療機器の供与を受けているが、リハビリテーション分野においては技術的に十分といえないことからJVによる技術指導を要請してきたものである。
キルギスではリハビリテーション医師の指示のもと、物理療法看護師、体操指導員、マッサージ師がリハビリテーションを行っている。しかし、医師も含めこれらの医療従事者は病気や障害の病態や特性などリハビリテーションに必要な知識を十分に習得できておらず、適切な治療や障害児の今後の生活などについて家族への指導が十分にできていない状況にある。そのため、JVにはそれぞれの医療従事者の知識と技術を向上させるための活動を行うことが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
派遣後に現場の状況を確認し、自身の能力に合わせて配属先同僚の知識・技術の向上に向けた活動を行う。
1.脳性まひ児に対するリハビリテーションの実技指導
2.その他リハビリテーションにかかる実技指導
3.リハビリテーションに必要な基礎的医学知識にかかる勉強会の開催
4.系列のカラコル病院等と連携してカラコル市内の医療従事者、障害児・者、その家族への助言・指導
(特に家庭内でのリハビリについて)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリテーション用運動具等
4)配属先同僚及び活動対象者
医師10名
看護師36名
その他職員22名
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
村落部での活動となるため、ホームステイをすることになる。