【配属機関概要】

3）任地（ ビシュケク市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は体育・スポーツ・青年庁の傘下にあり1964年に設立され、11の陸上競技協会が所属している。それぞれの協会は高度な技能を持つ選手の育成を目指している。同連盟所属協会の一つであるマラソン協会には100名のアマチュア選手が登録しており、うち約半数の選手が積極的にキルギス国内外の大会に出場している。11の協会のコーチ数は63名、うちマラソン協会のコーチは2名。2016年にリオ・オリンピックのマラソン競技には当国から4名がフルマラソン、1名が10キロに出場した。毎年、春夏はイシシクリ州で、秋冬はビシュケク市で合宿が行われている。年間予算15,000米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先に所属するキルギス・マラソン協会では、マラソン選手の育成を通じてオリンピック出場を目指すレベルの選手の育成の他、キルギスのマラソン人口増加促進のための活動を行っている。直近では東京オリンピックに出場する選手の育成が目標とされている。現在、100名のアマチュア選手がマラソン協会に所属し、日々の個人練習の他、合宿に参加し練習を行われている。夏場は集中トレーニングを行うためロシアからコーチが来るものの、通年コーチの数、質ともに支援が求められている。全国に散在する選手のトレーニングメニューの改善および効果的なトレーニングの指導が主な活動となるが、キルギス国内の学校の体育教育の質の改善のため、学校の体育授業の巡回指導も期待されており、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.朝と夕方、マラソン選手へのトレーニングを行う。
2.春夏はイシククリ州、秋冬はビシュケク市で開催される合宿に同行し、トレーニングのサポートを行う。
3.より効果的なトレーニングメニューを考案する。
4.空き時間を利用し、ビシュケク市内の学校、及び地方の学校を巡回し体育指導のサポートを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4）配属先同僚及び活動対象者

アスリート連盟会長兼体育・スポーツ・青年庁長官(男性50代)
マラソン協会会長(男性、30代)
アスリート連盟所属コーチ63名(20-70代)
うち、マラソンコーチ2名(男性50代、60代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】