【配属機関概要】

3）任地（ ビシュケク市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都にあるビシュケク市教育局は学校(小中高等学校一貫校)95校と、幼稚園84園を管轄している。配属先では1年に3回ビシュケク市内の英語教員約550名を対象に教授法改善のための研修会を実施している。また、キルギス英語教師会、オクスフォード出版、アメリカ大使館等が主催する研修会の運営をサポートしている。各研修会には毎回約80名～90名の英語教師が参加し、英語教育の質の向上を目指し、積極的な意見交換や発表が行われている。また、配属先は教材開発も行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先には1名の英語担当教員が所属しており、ビシュケク市内の管轄学校の英語教師を対象に教授法向上のための研修会を開催している。教育省選定教科書は旧ソ連時代のものを使用しているため、現在の実社会に即したものではなく、内容も難解であるため、各学校では教員等が工夫し生徒に理解しやすい教科書を使用している場合が多い。この状況を受け、ビシュケク市教育局では教材開発を行っている。国際社会で活躍する上で、英語教育は必要不可欠でありキルギスでも重点教科であるため、英語教師又は講師経験を活かし、助言の出来るJICAボランティアが求められている。指導対象学年は主に3年生から6年生である。なお、キルギスでは英語教育は3年生から11年生まで行われており、キルギスの小学5年生の英語カリキュラムは日本の中学1年生レベルに相当する。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1.ビシュケク市内の英語教員を対象とした研修会を計画、実施する。
2.ビシュケク市内の学校(主に3年生-6年生)の英語の授業を視察し、問題点を発見、分析、改善点の提案を行う。
3.ビシュケク市内の学校にて同僚とともに模擬授業を行う。
4.実践的な英語教材開発のサポートを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

ビシュケク市教育局局長(1名、女性、50代)
副局長(1名、女性、40代)
職員42名
英語担当職員(1名、女性、30代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】