2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74517A09)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
配属先外観です。 配属先教員等です。 給食室の様子です。

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

クドゥラリエフ学校

3)任地( ナリン州コチコル県コチコル村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都からバスで2時間半南東のコチコル村にある1921年設立の小中高等学校一貫校である。生徒数は1年生から11年生まで合計493名、教員数41名(2016年9月現在)。1年生からロシア語クラスとキルギス語クラスに分かれて授業が行われている。また、中等教育に当たる6年生からは文系クラスと理系クラスに分けられる。2003年12月から2005年12月まで音楽と体育のJICAボランティアが同時に活動していた。その後はJICAボランティアは派遣されていなかった。昨年、米国ピースコーのボランティアが3ヵ月間のみ英語教師として活動していた。年間予算約24,000米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2003年から2005年まで活動した音楽と体育のJVが配属先教師や生徒に与えたインパクトが大きく、当時の音楽および体育の同僚教師はもとより当時からの教師たちの多くがJICAボランティアによる支援に感謝し他の教科へのボランティアの派遣を希望している。6年生から理系クラスの生徒は週6時間数学のクラスがあり、代数、幾何学、計算、三角法等を学んでいる。5年生までが日本の小学校に当たる初等教育で、6年生から中等教育になる。初等教育から中等教育に移行する際に難易度が高くなるため、教員は教え方に苦労している。また、計算が苦手な生徒が多いため、ボランティアには5年生、6年生を対象とした基本的な計算の指導および教員に対し初等から中等へレベルが移行する際の教授法の指導が求められている。指導はキルギス語クラスの教員を対象とし、キルギス語教師がロシア語教師にボランティアの指導内容を共有する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚教師、および生徒に対して以下の活動を行う。
1.現在使用されている教科書の内容が生徒のレベルに合っているか同僚教師らと協議し、必要に応じ教材作成のサポートを行う。
2.同僚教師と共に5年生、6年生の生徒を対象に計算の指導をする。
3.同僚教師と共に5年生から9年生を対象に代数の指導をする。
4.同僚教師に代数および幾何学の教授法を指導する。
5.余裕があれば日本語・日本文化紹介のクラブを立ち上げる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教材、PC、プリンター、コピー機、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

教員数49名(60代4名、40-50代29名、20-30代12名)
うち数学教員4名(キルギス語クラス、女性、2名、ロシア語クラス、女性、2名)

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:同僚教師が女性の為配属先が希望

[学歴]:(大卒)理系 備考:同僚教師と同等の学歴が求められる

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:同僚教師への指導を含むため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

村落部での活動となるため、ホームステイをすることになる。