要請番号(JL74518B01)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
ステパネンコ第2番学校
3)任地( チュイ州ベロボツカヤ村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1941年に設立された公立学校で、首都ビシュケク市から西へ車で1時間半の農村部に位置する。村には6校の公立学校があり、5校はロシア語、1校はキルギス語で授業が行われている。配属先ではロシア語で授業が行われており、1年生から11年生まで約1,200名の生徒が在籍している。教員と生徒の半数は国語のキルギス語も話す。それ以外の人はロシア語話者である。配属先はギムナジウムと呼ばれる進学校であり、多くの生徒が大学への進学を目指している。地域のオリンピアーダ(学力コンクール)では、昨年各教科合わせて66名の生徒が入賞し、うち19名の生徒は金賞を受賞した。他国のボランティアの受け入れ経験はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先には、キルギス系キルギス人の他、ロシア系やウズベキスタン系等の民族出身の生徒が在籍しているため、生徒の異文化理解を通じた情操教育が重要視されている。また、近年の国際化に向け英語教育の質の向上が生徒の職業選択を広げるために必須であり、社会に出てから役立つコミュニケーションを中心とした授業の提案が必要とされている。そこで、第二外国語として英語を学習する日本の英語教育に高い関心が寄せられ本要請に至った。英語の授業は3年生から11年生まで行われている。配属先は、教育科学省から英語教育のパイロット校に指定されており、5年生のみ週5時間、それ以外の学年は週2時間授業がある。教材は教科書と副教材のワークブックや、英語教員が作成した絵カードや写真等が使用されている。ボランティアには主に3年生~6年生を対象に文法やスピーキングを同僚教員と共に生徒に教えることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先にて以下の活動を行う。
1.主に3年生~6年生の英語授業で、現地教員に基本文法を取り入れた会話中心の授業提案をし、授業をサポートする。
2.同僚教員に対し、現地で入手できるものを使用した教材作成を提案する。
3.放課後に英語クラブを開講しスピーキングを中心とした練習を行う。
4.余力があれば、7年生~11年生の英語の授業のサポートに入る。
5.可能であれば、他のJVと英語教育分科会を立ち上げ、共通教材を作成・使用し、夏休み等を利用して配属先内外で教員セミナーを開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、ホワイトボード
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(1名、男性、42歳)
副校長(4名、うち女性3名:50代~60代、男性1名:26歳)
教員(40名、うち32名が大学卒業)
英語教員(3名、女性、30~50代)
対象生徒:主に3年生~6年生(500名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
ロシア語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望による
[参考情報]:
・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
キルギスの学校は、1-4年生(6/7-9/10歳)が小学生、5-9年生(10/11-14/15歳)が中学生、10-11年生(15/16-16/17歳)が高校生に該当する。JVは村でホームステイを行う。