2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518B07)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
学校の外観です。

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

ソピエフ学校

3)任地( イシシクリ州タスマ村 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はイシククリ湖東岸のカラコル市(首都から車で6時間)から更に車で約1時間かかる村落部にある。1年生から11年生が在籍する1922年に設立された小中高一貫の公立学校である。現在の校舎は1988年に建てられた。教員数は37名、生徒数は397名。授業は二部制で、学年により午前と午後に分かれている。外国語教育はドイツ語のみ過去40年に渡り行われていた。そのため、この学校を卒業生した村の人々の中にはドイツ語を話せる人が多い。2013年から3年生以上に対し英語教育が始まった。同年に半年間米国ピースコーがコミュニティ開発の活動をしながら英語教員としても活動したことがある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

英語教員は2名在籍しているが、英語教育は2013年から開始されたばかりのため、教員に対する教授法の指導が急務である。配属先のあるタスマ村では、直近で帰国した平成27年度1次隊のコミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)を含む3名のJVが活動してきた。彼らが村の人々と良好な関係を築いたため、JICAボランティアに対する地域の人々の評価が高く、本要請に繋がった。英語の授業は3年生から11年生を対象に行われているが、JICAボランティアには主に3年生から6年生を対象とした指導が求められている。同じ外国語として英語を学んできたJICAボランティアから効果的な文法の教え方を学びたいという教員の希望がある。2名の英語教員の教員経験年数は、1名は5年、もう1名は半年である。ボランティアには正しい文法を教えながら会話を中心とした授業法の提案が期待されている。英語の授業は各学年週2時間行われている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先で以下の活動を行う。
1.主に3年生から6年生の英語の授業を対象に、同僚教員の授業をサポートする。
2.同僚教員に対して、基本文法の教え方を提案し、文法を取り入れた会話中心の授業の提案をする。
3.現地で手に入る材料を利用して、同僚教員と共に副教材を作成する。
4.放課後に英語クラブを立ち上げ英会話の授業を行う。
5.可能であれば、他のJVと英語教育分科会を立ち上げ、共通教材を作成・使用し、夏休み等を利用して配属先内外で教員セミナーを開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、電子黒板、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長(女性、1名、47歳)
副校長(女性、2名、37歳と41歳)
教員(37名、20代~60代)
英語教員(2名、男性30代、女性30代)
対象生徒:主に3年生から6年生(160名)

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

キルギス語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望による

[参考情報]:

 ・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

キルギスの学校は、1-4年生(6/7-9/10歳)が小学生、5-9年生(10/11-14/15歳)が中学生、10-11年生(15/16-16/17歳)が高校生に該当する。JVはホームステイを行う。