【配属機関概要】

3）任地（ イシククリ州バルクチ市 ） JICA事務所の所在地（ ビシュケク市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は1990年に設立された市が運営する子ども教育センターで、周辺の学校に通う1,100名の児童が登録している。キルギスの学校は午前または午後のみ授業が行われる二部制の学校が多いため、子供たちは空いた時間を利用して子ども教育センターに通い、興味のあるクラスに登録する。1年生から11年生の生徒が在籍している。教員数は22名。クラスは4分野(外国語、図画・工作、音楽、その他)に分かれており、22のクラスがある。外国語クラスは英語と中国語がある。2009年から2012年にかけて、2名の米国ピースコーが5年生から11年生を対象に英語を教えていた。年間予算約50,000米ドル。

【要請概要】

1）要請理由・背景

英語教員は1名おり、3年生から11年生までを8つのクラスに分けて指導している。過去に米国ピースコーボランティアが活動したことで生徒達は外国人とコミュニケーションを取ることに興味を持つようになった。JICAボランティアの受け入れは初めてだが、日本に関心のある生徒が多く、日本の文化を英語で学びたいとの希望がある。JICAボランティアは主に、3年生から6年生の生徒を対象に同僚教員とティームティーチングで子供たちが楽しく英語を身に着けるようゲームや歌を取り入れた授業を行うことが期待されている。英語の授業は週6日、午前2クラス、午後2クラスの合計4クラスある。1クラスの授業時間は1時間10分である。JICAボランティアに余力があれば、図画・工作や音楽など、ボランティアが得意な分野の他のクラスのサポートも出来ると良い。活動時間は月曜日から土曜日の8時30分から15時30分である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先で以下の活動を行う。
1.主に3年生から6年生の混合クラスを対象に同僚教員の英語の授業をサポートし、歌やゲームを取り入れ生徒たちが楽しく英語を学ぶための提案をする。
2.英語の授業の中で、日本の文化を英語で紹介したり、生徒たちが英語でキルギスの文化を紹介できるように指導する。
4.余力があれば、図画・工作や音楽のクラスなど自分の得意な分野のクラスの授業をサポートする。
5.同僚と共に、異文化交流イベントを計画、実施する。
6.可能であれば、他のJVと英語分科会で共通の教材を作成・使用し、配属先内外でセミナーを開催する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

センター長(1名、女性、50代)
副センター長(1名、女性、40代)
教員数:22名
英語教員(1名、女性、40代)
対象生徒:主に3年生から6年生の英語クラス(約80名)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)

【地域概況】

【特記事項】

キルギスの学校は、1-4年生(6/7-9/10歳)が小学生、5-9年生(10/11-14/15歳)が中学生、10-11年生(15/16-16/17歳)が高校生に該当する。