要請番号(JL74518B09)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
カラコル第1番学校
3)任地( イシシクリ州カラコル市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都から400km離れたイシククリ湖東側にあるカラコル市内中心部の学校で、1年生から11年生が在籍する小・中・高一貫校である。市内には12の公立学校があり、配属先は生徒数2,180名、教員数108名が在籍する市内で一番生徒数の多い学校である。公用語のロシア語で授業を行うクラスと、国語のキルギス語で授業を行うクラスがある。外国語教育に重点が置かれており、英語とドイツ語は1年生から、中国語は5年生から授業がある。市内で1年生から外国語の授業があるのは配属先だけで、通常は3年生から行われる。1999年から2013年にかけて3名の米国ピースコーが活動した。現在は、ドイツ人ボランティアが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
米国政府が行っているFLEX(Future Leaders Exchange)プログラムに参加しており、毎年生徒の1人は米国に留学している。2013年までは米国ピースコーが英語の授業をサポートしていたが、今後は外国語として英語を学ぶ日本人ボランティアの支援が望まれている。10名の英語教員(25歳から67歳、経験年数2年から35年まで)が在籍しており、JICAボランティアには主に20代の経験の浅い英語教員とティームティーチングで、1~5年生のクラスを対象に指導することが期待されている。正しい文法を取り入れたスピーキングを中心とした授業の改善が必要で、生徒が将来、留学や就職の際に役立つコミュニケーション力の習得が期待されている。教材は教科書のみが使用されているため、副教材の提案が必要とされている。授業は午前と午後の二部制で、午前は5~11年生、午後は1~4年生の授業が行われている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先で、主に1年生から5年生のクラスを対象に以下の活動を行う。5年生は週5時間英語の授業があり、それ以外の学年は2時間英語の授業がある。
1.同僚の英語のクラスをサポートする。その際、歌やゲームを取り入れた楽しい授業の提案を行う。
2.教科書以外の副教材の作成を同僚教員に提案する。
3.地域の英語オリンピアーダ(学力コンクール)に出場する生徒の指導サポートを行う。
4.放課後に英語クラブを開講し、スピーキングを中心とした授業を行う。
5.可能であれば、他のJVと英語分科会で共通の教材を作成・使用し、配属先内外でセミナーを開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、ホワイトボード
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(1名、女性、36歳)
副校長(3名、女性、38歳~52歳)
教員(108名、男女、20代~60代)
英語教員(10名、女性、25歳~67歳)
対象生徒:1年生~5年生(約1,000名)
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望による
[参考情報]:
・青少年に対する英語授業経験(塾等含む)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
キルギスの学校は、1-4年生(6/7-9/10歳)が小学生、5-9年生(10/11-14/15歳)が中学生、10-11年生(15/16-16/17歳)が高校生に該当する。