2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL74518B14)
募集終了

国名
キルギス
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育科学省 初等職業訓練教育庁

2)配属機関名(日本語)

第17職業訓練学校

3)任地( ビシュケク市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1954年に設立された職業訓練校で、縫製とミシン修理、美容の3コースを実施している。その中で代表的なものは縫製コースであり、教師27名のうち13名が縫製実習を担当している。他の2コースの教師は数名いるが、残り約10名はビジネスや起業、労働法、縫製技術と機械構造、被服材料などの理論を教えている。縫製コースは10か月間、生徒は約500名。配属先は民間アパレル会社や縫製工場など18社と協力関係を結んでおり、これらの民間企業は毎年4~6月に実習生を受け入れ、そのまま卒業後の就職先となることも多い。これまでアジア開発銀行がコース運営費や教室の改修費、縫製機材の供与などを行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

縫製コースは技術レベルによって3つに分かれている。中卒、高卒者を対象とした無料の裁縫コース(ミシン縫いのみ)と仕立てコース(裁断から裁縫まで)、16歳から30歳位までを対象とした有料の仕立てコース(採寸、パターン作成を含む全工程)があり、修学期間はいずれも10カ月である。生徒の総数は約500名、各コースでは生徒をグループ分けしており、講義で30名程度、実習は15名程度で授業が行われている。配属先はJICAボランティアに対して有料コースの支援を求めているが、現在教師3名が生徒約60名に教えている。これらの教師は女性用コートやスーツ、上着等のパターン作成を苦手としており、生徒に対する適切な指導方法や、日本のパターン作成技術の紹介などが期待されている。また、有料コースは縫製作業の全工程をカバーしており授業時間数に余裕がないため、授業を効率的に行うためのアドバイスも求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. C/Pが行う縫製クラスの実習授業をサポートして、生徒への指導を行う。
2. C/Pと生徒に対して日本のパターン作成技術を紹介する。
3. C/Pに対して授業を効果的、効率的に進めるためのアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習室7部屋、職業用ミシン53台、オーバーロックミシン15台 (SENDO、TYPICAL、GEMSY, YAMATA)、プレス機2台、アイロン12台、ほか

4)配属先同僚及び活動対象者

縫製コースの実習担当教師13名
うち有料コースの実習担当教師3名、教師経験7~10年、全員女性、30~40歳代
有料コースの生徒:約60名、男女比1:2、16~30歳程度

5)活動使用言語

キルギス語

6)生活使用言語

ロシア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:確実な技術が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯湿潤気候) 気温:(-15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地語学訓練中にロシア語に加えて、第2言語として自己紹介程度のキルギス語も学習する。