要請番号(JL74519B02)
募集終了
・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学省 初等職業訓練庁
2)配属機関名(日本語)
第90番 職業訓練学校
3)任地( タラス市 ) JICA事務所の所在地( ビシュケク市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1982年に設立された地方都市にある職業訓練校で、美容師、料理、服飾、溶接の4職種のコースを実施している。中卒者を対象とした無料10カ月コースが授業の中心であるが、社会人を対象とした有料の短期3か月コースも開設している。教員数は18名、10カ月コースの生徒数は約160名、短期は10名程度である。この地域に職業訓練校は6校あるが美容師コースを運営しているのはここだけである。これまでアジア開発銀行やドイツ政府などの機関から、教室の改修費用やコースの運営費、機材供与などの支援を受けている。年間予算は約700万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
美容師コースには実習担当の教師2名と講義担当1名がおり、10カ月コースの生徒約30名に対して授業を行っている。授業は月~金、土曜日は実習日。座学は全員一緒に行われるが、実習は2グループに分けて午前・午後、8時半~2時半で実施している。現在はヘアーカットとヘアースタイル(セッティング、パーマ)しか行っていないが、将来的にはヘアカラーも取り入れたいという意向がある。授業時間数は全体で1500時間、うち理論545時間、実習955時間(校外で行うOJT480時間を含む)となっている。
実習教師はどちらも同校の卒業生であるが指導経験年数が少なく、地方の生活環境では新しいカットやテクニックの情報が少ないことから、協力隊員には日本の美容師の技術や最新の流行りについて紹介をすることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教師が行う実習授業をサポートして、生徒への指導を行う。
2.現地教師や生徒に対して日本のカット技術や流行りのスタイルを紹介する。
3.希望者に対して課外時間に実習指導を行う。
4.学校に対してコース・授業内容を改善するためのアドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
セット面6台、シャンプー台2台、ヘアードライヤー・ハサミ・バリカン各10セット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:30代女性 2名
活動対象者:約30名 16~18歳
5)活動使用言語
キルギス語
6)生活使用言語
キルギス語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(美容師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学生への技術指導があるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)